2006年07月24日

●児玉源太郎没100年

060724.jpg昨日は児玉源太郎が、明治39年(1906年)7月23日に没してから、ちょうど100年であり、児玉源太郎をご祭神として祀る江ノ島の児玉神社ではその100年祭が盛大に行われた。
江ノ島は、児玉源太郎がこよなく愛されたゆかりの地で、児玉神社は台湾の方々からの篤志によって創られたといっていい。さらに、建築にはすべて「台湾檜」が用いられている。

児玉源太郎は、日本陸軍の中枢として、また政治の柱石として大活躍された明治の偉人だ。
陸軍大臣、文部大臣、内務大臣などの要職を歴任したが、総参謀長として日露戦争を見事勝利に導いたことで知られている。
また、児玉源太郎は、台湾総督を9年間務められ、後藤新平などを登用して教育、衛生、インフラ整備等、台湾の近代化を促進したことで、今でも多くの台湾人に慕われている。

060724_2.jpg100年祭の式典の後は、李登輝前総統の揮毫による「児玉神社」扁額の除幕式が行われ、「活氣長存」と揮毫された顕彰碑が姿を現した。
この日は児玉源太郎の生地である山口県周南市(旧徳山市)の児玉神社でも例大祭が行われ、李登輝前総統によって「活氣長存」と揮毫された顕彰碑の除幕式が斎行されている。

ちなみに児玉神社拝殿前に鎮座している狛犬は、台湾の人たちの寄進によるものであるが、狛犬がくわえた玉が、口の中でゴロゴロ自在に動かせる珍しいものである。

             

2006年07月20日

●イラク復興支援お疲れ様

060720.jpg

陸上自衛隊が任務を終えイラクから撤退した。平成16年一月から二年半にわたる任務だった。
この間、水の供給をはじめ道路、橋などのインフラ整備を中心とした功績はすばらしいものであり、日本の誇りだ。
改めて隊員各位と任務を精神的に支えてきたご家族の方々に感謝と敬意を表したい。
自衛隊の皆さん大変お疲れさまでした。

今後日本政府には、この任務を将来の国際連携と貢献につなげるための法整備を早急に行ってほしいものだ。

先週末の撤退完了時に、額賀防衛庁長官がクェートで撤退した隊員を出迎え、労をねぎらったことはいいことだ。
第一陣の170人は今朝午前7時半すぎ、クウェートから日本航空のチャーター機で羽田空港に到着した。残りの約400人は来週までに、数回に分かれて帰国する。

空港には家族、一般市民数百名が出迎えた。さらに素晴らしかったことは、小泉首相自らが出迎えに行ったことだ。彼らへの最高のねぎらいになったはずだ。

と思ったら、空港の到着ロビーで約30人の陸自隊員らに拍手で出迎えを受けた後、群馬、新潟各県などの所属部隊や、東京・市ヶ谷の防衛庁にバスで移動したということだ。

最高司令官の小泉首相が出迎えに行かないのはどういうことなのだろう。イラク南部サマワは非戦闘地域とはいえ隊員は命がけであったはず。派遣を命令して任務を終えた隊員を出迎えることくらいできないのか。日本の国際貢献を現場で行ってきた自衛隊員を思う気持を表現することは、国家のリーダーとして必要なことだ。こんなことでは国を愛する気持や国家を大切にする気持なんて生まれてこない。教育基本法を改訂すれば済む問題ではないと思う。
実に残念な撤退帰国第一日目だった。

もう一度言おう。自衛隊の皆さん大変お疲れさまでした。

             

2006年07月16日

●安保理決議1965

国連安全保障理事会が15日採択した北朝鮮決議「1695」の全文が明らかになった。

北は即拒否の宣言を発したが、なお、北が問題を継続させるなら、さらなる決議が安保理で検討されることになるだろう。


前文
 一、1993年5月11日の安保理決議825、2004年4月28日の決議1540を再確認。

 一、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定を維持することの重要性を認識する。

 一、安保理は核・化学・生物兵器や(ミサイルなどの)運搬手段の拡散が国際平和と安全への脅威となることを再確認。

 一、核・化学・生物弾頭の運搬手段として使用され得る弾道ミサイルを北朝鮮が発射したことに、重大な懸念を表明。

 一、北朝鮮のミサイル発射凍結継続の公約違反に深い憂慮を表明。

 一、北朝鮮が(発射にあたり)適切な事前通告を怠り、民間の航空や海運を危険にさらしたことにも加えて懸念を表明。

 一、北朝鮮が近い将来にさらに弾道ミサイルを発射する兆候があることに、重大な懸念を表明。

 一、安保理は、この状況の平和的かつ外交的解決策を希求し、安保理理事国と国連加盟国が対話を通じて平和的かつ包括的な解決に向けた努力を歓迎する。

 一、北朝鮮が1998年8月31日、周辺各国への事前通告なくミサイル推進による物体を発射、日本近海に落下させたことを想起。

 一、北朝鮮が、核拡散防止条約(NPT)や国際原子力機関(IAEA)の保障措置があるにもかかわらず、NPTからの脱退を表明し核兵器追求を宣言したことに遺憾の意。

 一、中国、北朝鮮、日本、韓国、ロシア、米国による2005年9月19日の6カ国協議共同声明の重要性を強調。

 一、特に北朝鮮の核兵器開発宣言に照らして、ミサイル発射が地域の平和と安定、安全を危うくすることを確認する。


本文
 一、国際平和と安全の維持に対する安保理の特別の責任の下で行動する。

 一、現地時間の06年7月5日の北朝鮮による複数回の弾道ミサイル発射を非難。

 一、弾道ミサイル計画に関連するすべての活動を凍結し、ミサイル発射を凍結するという既存の確約の再公約を要求。

 一、加盟各国の法律と国際法に従い、北朝鮮のミサイルや大量破壊兵器開発に、ミサイルやミサイル関連の品目、物資、商品、技術が移転されることを阻止するために必要な措置を、加盟国に要求する。

 一、加盟各国の法律と国際法に従い、北朝鮮からのミサイルやミサイルに関連する品目、物資、商品、技術の調達を禁じ、北朝鮮のミサイルや大量破壊兵器開発に関連したいかなる金融資産の移転も阻止するために必要な措置を、加盟国に要求する。

 一、北朝鮮に対し、自制を示すことと緊張を激化させる行動を控えることの必要があることと、政治的、外交的努力で不拡散問題に取り組み続ける必要性を強調する。

 一、北朝鮮に対し、前提条件なく6カ国協議に即時復帰し、05年9月19日の6カ国協議共同声明の迅速な履行に向けて行動することを強く要求。特に、すべての核兵器と進行中の核開発計画を放棄し、早期にNPTへの復帰とIAEAの査察を受け入れることを強く要求する。

 一、安保理は6カ国協議を支持し、早期再開を求め、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定と、検証できる形での朝鮮半島の非核化を平和的手段で達成する目的を持った、05年9月19日の6カ国協議共同声明の完全な履行に向け、協議参加国が努力を強めることを求める。

 一、この問題に引き続き取り組むことを決定する。


以上

             

●薗田憲一死去

060716.jpgニューオーリンズから名誉市民の称号を贈られた薗田憲一さんが12日に亡くなった。
60年にデキシーランドジャズのバンド「薗田憲一とデキシーキングス」を結成。

スタンダード曲のほか、外国の民謡や日本の童謡もレパートリーにし、50枚以上のレコードやCD作品を残した。タイや旧ソ連などでも演奏したプレイヤー。


060716_2.jpg咽頭癌、食道癌と大病を患いながらもその都度、奇跡の快復でステージに戻ってこられた。

今年も最近までステージに出ていたが、食欲不振等があり療養にはいっていたそうだ。

これまで浅草のHUB、銀座ナッシュビルやシグナスに毎月出演、時々聴きにいったものだったが残念だ。ステージもトークこそ滑らかでなかったが、やさしさ溢れる人間的魅力を自然に出すという不思議な方だった。
亡くなった翌日13日はデキシーキングスのナッシュビルで出演予定だった。


日本のデキシーランドプレイヤーは枯渇しそうだ。

合掌

             

2006年07月15日

●親と子

生きる権利を無造作に扱い、簡単に奪い取ってしまうことが平気で行われる社会が来てしまった。
親が子を殺し、子が親を殺す。何という世の中なんだろう。

親は子供が自立できるまでは、生きることの手助けをするのが役割であり責務である。
その生きるものの根本を放棄することの罪はとてつもなく大きい。

また子は親を尊敬し、この世に生を受けたことについて親に感謝しなければならない。
このような相互の感情の交差が動物共通のもの、すなわち本能のはずだ。この基本が崩れることの危機感は大きい。本能の変異といっていいくらいの一大事だ。

加えて出生率の低下が及ぼす影響は想像以上のものだと思われる。
日本の社会のみならず人の本能の部分まできっと変化をきたすはずだし、すでにその兆しが親と子の関わりの崩壊として表れている。


[7/16追記]能代の豪憲君を殺害した畠山鈴香が、娘の彩香ちゃんを殺害したことを認めたようだ。悲しい展開になった。

             

2006年07月09日

●クールビズ

060705.jpg日本人は外見を重視する民族だ。
特に海外に行くと顕著に表れる。
警察、航空会社や空港職員、銀行員、会社員など日本でのいわゆる制服組が、海外でも制服を着ていないと、何となく信用出来ないというリアクションに時々出くわすのだ。

したがって、理屈ではわかるが「クールビズ」もなかなか浸透しない。また、みんながやらないとやらないし、やれない。

今年は環境面での配慮がより高まってきたこと、政府閣僚たちもリードしていること、商戦もクールビズで動いていることから、浸透しつつあるようだ。

まずは「形」から、という考え方は大事だが、中身も見ようという姿勢も併せ持つ柔軟さが必要だろう。
室温28度+クールビズがマッチすればいいのだが、今年はどうなるだろうか。

             

2006年07月05日

●北ミサイル発射

本日5日未明、北朝鮮がついにミサイルを発射した。ミサイル準備については拙ブログにも書いたばかりだった。

各国からの自粛警告にもかかわらずこれを無視、あらゆる約束事も反古にし実行したことは、国際社会への挑戦と言わざるをえない。
また当然ながら日本の安全保障上きわめて重大なことだ。
もちろん国家としての遺憾表明だけでは済まされない。直ちに法制に基づいた国家制裁を宣言し、実行に移すべきである。
北朝鮮船舶の寄港禁止、人・物・金の流通の遮断は最低の制裁だ。

多くのブログで同様のエントリーがあるだろう。ここはTB機能を駆使して世論を高めていかなくてはならない。それがブロガーの社会的存在価値だ。

[7/5:21:00追記]7発もミサイルを発射し何で経済制裁が「半年」限定なんだ。

制裁は以下のとおり
貨客船「万景峰号」の入港を5日から半年間禁止する
北朝鮮当局職員の原則入国禁止
北朝鮮への日本政府職員の渡航見合わせ
日朝間の航空チャーター便の乗り入れ禁止

             

2006年07月02日

●ビートルズ来日から40年

060702.jpg1962年10月5日に「ラヴ・ミー・ドゥ」でデビューしたビートルズは、1966 年 6 月、衝撃の初来日公演を果たした。

今から40年前のことだった。

世界中にリバプールサウンドが駆け巡った後、1966年8月29日のサンフランシスコ公演が最後のコンサートになった。
その後個々人の活動が続き1969年1月30日にアップルの屋上でビートルズとして最後のライブを行ない、最後の結束を見せたアルバム『アビイ・ロード』を制作したあと、1970年に解散、期間中で210曲を残した。

ジョン・レノン(リズム・ギター)、ポール・マッカートニー(ベース)、ジョージ・ハリスン(リード・ギター)、リンゴ・スター(ドラム)。

いずれもわが青春にインパクトを与えたメンバーだ。
つい先週新音源によるCDアルバムも発売され、40年後のビートルズ旋風が今吹き荒れている。