●台湾の政治家
台湾の立法委員選挙については先に書いた。その後の分析報道は多くはないが、独立路線ではなく現状維持路線が選択されたことで支那、米国、日本はホッとしたというのが本音だろう。
2000年からの陳水扁政権は相変わらずネジレ状態が続くことになった。このため2008年の北京オリンピックの開催年をターゲットにした新憲法発布が難しくなった。
与党の敗因については色々論評されているが、候補者の配置など選挙戦略の失敗、支那の経済界への圧力に加えて有権者の政治家不信で投票率が伸びなかったことも大きな要因のようだ。
現地からの話として伝わってきていることで注目されるのは、台湾の政治家の品格と識見のなさに国民が白けてきているということだ。確かに議場での掴み合いやモノの投げ合いは日常茶飯事らしい。国政を司る人たちがあんな状態なら、最初は面白いが、すぐに嫌になるのが普通。与野党ともにもう少し品良くして欲しいというのが国民の本音だろう。
さらに困ったことに相変わらず利権と賄賂話が尽きないという。どこの国にも少なからずあることだが、すでに民主国家になったのだからもうそろ国民党時代から脱する時期ではないか。このことは政界・財界はもちろんのこと、関わる国民一人ひとりも認識してほしいことだ。
四年後の総統選挙を今から云々できないが、台湾独立は陳水扁氏を継ぐ民進党のスターの育成が間に合うかどうかにかかっていると言えるだろう。□
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