●脳足リン、餌食に
現地時間30日夜、日本の「脳足リン・バックパッカー」がイラク過激派(極悪犯罪集団)によって殺害された。一連のテロ集団の行為は卑劣極まりない非道な行為であり絶対に許されるものではない。しかし自分探しの旅で強引にイラクに入ったことは最低の選択と言わざるをえない。
ただ、イスラエルの入国記録を旅券に残したままイスラム国に入ったことや(別紙出入国をしてない)、あえてバクダッドで短パンに浮くような白い目立つTシャツを着ていたこと(イラクはリゾートじゃない)、所持金が底をついている事情から想像すると、自分探しの旅にでたものの行き詰まりを感じて死に場所を探していたのではないだろうか、そして自らが生きていた証を残すためイスラム過激派に身を委ねたのではないか。しかし最後で覚悟が揺らぎ助けを求めることになってしまった・・・・・。
これらのことを繋ぎ合わせるとそんなストーリーが浮かびあがってくる。そうでないと、常識では考えられないきわめて脳足リンの行動だからである。でも常識の定義が異なる三バカ、二バカと大差ない「脳足リン」でしかないのかもしれない。
そう言えば今や拘束体験を売り物にしている三バカ、二バカは犯罪集団の行為には何も言わないのはもちろんのこと、仮病を使ってほとぼりの覚めるのを待った後、相変わらず反省の片鱗さえ見えない言動を続けているようだ。しかも周囲にいる支援団体やNGOは、収支は明らかにしないしニセ薬を売っていたり実に胡散臭い連中だ。□
[11/1追記]やや誤解を招いている部分があるようなので補足をしておきたい。死人に鞭打つつもりは全くないが、いかなる理由や崇高な動機があったとしても彼の行動は軽率であり理解できるものではない。しかし彼の死は無駄にはしたくないと思う。
日本人の危機意識のなさ、イラクを踏み台にして単なる殺人を繰り返す外国人犯罪組織(可能性はわからないが、殺人罪で告訴すべき)、イラク復興に汗を流す自衛隊の頑張り、各国の支援に対するイラク国民の大多数の支持、そういう実情をネジ曲げての報道等に対しきちんと認識していくことがいま大事だ。さらに彼の死があたかも政府、自衛隊派遣が原因だといい放ち、犯罪を容認するがごとくわめいていることについて考えてみるべきだ。
ご家族にとっても悲しい24年の生涯だった。そんななか多くの方に配慮し大局に立ったコメントはすばらしいものだ。三バカの家族コメントとは雲泥の差である。
[11/4追記]
2日家族から以下のメッセージが直方市に託された。踏み台にして活動を行っている団体に対するけん制だ。三バカ、二バカ周辺の団体には特に認識してほしいものだ。
「証生は何のグループにも属さず、政治活動も行っておりません」「事件を受けていろいろな活動が行われていますが、募金カンパ等の資金集めにはこの事件を利用しないでください。純粋に平和を願う活動のみを行われることを願います」
心からご冥福をお祈りします。
コメント
こんにちわ。
そうなんです。断固、糾弾でも指弾でも「死者に鞭打つ」でもいいですが、おかしいことはおかしいと、ある程度の年齢になったらズバリ言わなきゃならんのです。
飛躍するようですが、小田実に五木寛之らは、少なくとも「あれ(あのときの作品)は若気の至りでございました」程度の釈明すべきでしょ。
名前とおりのわずか24年ばかしの生の証しを得るために、自分探しどころか(おバカなんで意識できてたかどうかは知らんが)「死地を探してた」とのお説、普通のおとなには一番説得力あります。
Posted by: shibu | 2004年10月31日 15:59
shibuさん、いつもありがとうございます。今回は三バカや二バカの時と比べて、「確かに軽率、だけどそうはいっても・・・」という意見が多いですね。反体制派という姿がでていないこともあり、そうなるのか。思想的な視点からどうのこうのいえませんが、海外をほっつき歩く場合の常識が備わっていない軽率さは、同じことを若いころしてきたものとしては見過ごせないです。
Posted by: ethnic | 2004年10月31日 16:06
トラックバックありがとうございます。
香田さんの行動、考えれば、考えるほどわかりません。
最初から死ぬつもりだったというのも一説かもしれませんね。
今となっては、動機を確かめることすらできません。
Posted by: aki1968 | 2004年11月01日 02:01
>ethnic様
お忙しい中、コメント頂戴しましてありがとうございました。
確かにおっしゃるとおりで、聖戦だなんて意味合いからかなり変わってきているようですね。
争いは争いでしか止められないのでしょうかね…。
ホントに不思議なもんです。
失礼します。
Posted by: 調達屋 | 2004年11月01日 22:07
初めまして。書き込み有難うございました。
この件に関しては、未だ気持の整理が出来ていない自分が居ます。整理出来ていないながらも、自分なりに思った事を、件の記事のコメント欄に追記の形で書かせて戴きました。自分の思いの丈を書き込み、最早それ以上の思いを見出すのも切ない状況です。従って、同文を書き込ませて戴く形としました。
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人の考えは十人十色であってしかるべきだし、特に今回の様な複雑な要素を抱えた問題に関しては、議論百出になるのは当然かと思います。何が「正」で、何が「誤」かというのを、決め付けられる問題ではないし、それ以前に人一人が亡くなったという事実の前に、それは虚しさしかもたらさないと自分は思っています。ですので、今から書く内容も、そういった前提に立った上で、自分の彼に対する思いと考えて下さい。
① 彼の動機は素晴らしいと思います。しかし、残念な事に、彼はそれを成す為の時宜と方法を誤ってしまったと思っています。その事が、何よりも哀しいです。
② 「自分が良ければ良い。」、「人に迷惑掛けようが、自分さえ楽しければ良い。」といった、自由主義の良い所取り、つまり、義務を負わずに権利だけを主張する様な輩が増えている今、「自己責任」という考えは大事であると思っています。「自分が成した行為に対しては、自分で責任を負う。」という考えには間違いはないと思います。唯、問題なのは、為政者達が自分達の都合によって、この言葉を出したり引っ込めたりしている事ではないでしょうか。この言葉を以ってして、他者を非難出来るのは、「義務をきちんと負っている人間だけである」という大前提が有ると思います。少なくとも、意図的に国民年金未納を続けていた様な議員連中に、この言葉を軽々しく使って欲しくない。この言葉は、もっと重みがあるものだと思っているからです。
③ 今回の彼に付いても「自己責任」が有るか否か論議を呼ぶ所では有りますが、個人的には成人である以上、自己責任を問われても仕方ないとは思っています。唯、同時に国も「自国民を全力で守る義務」を負っている事も忘れてはいけないと思います。これは、どんな人間であってもというのが原則です。唯、自分も性善説だけで生きている人間ではないので、絶対的な”悪”としか思えない人間に対しては、その気持ちが揺らぐ事は告白しておきます。(今回の彼は、全くそういう対象外である事は明言します。)
④ これも異論&反論の多い所でしょうが、絶対的な”悪”と捉えた人間は別にして、「死者への尊厳」は持っていたいと思っています。自分も含め多くの人間が、彼に対して詰る言葉を投げ掛けました。唯、それは彼が生きていた段階であり、尚且つ、彼は生きて戻って来てくれるだろうと信じる気持ちが、心の何処かに少しでも在ったから言えた言葉ではないでしょうか。無念の内に命を落とす事になった彼に対しては、自分は最早詰る言葉を投げ掛けたくは有りません。
⑤ 唯、彼の行動を「軽率」と称する事で(上記した様に、軽率であった事は否定出来ないと思っているので。)、今後同じ様な目に遭う人間が減らせたら、彼の無念の死は無駄にはならなかったと信じたいし、彼の死を冒涜する事にはならないと思ってもいます。
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思った事を全部吐き出した形となった為、脈絡の無い文章になってしまった事、本当に申し訳有りません。
これからも宜しく御願い致します。
Posted by: giants-55 | 2004年11月02日 03:41
ただの呑気な旅行者と思っていましたが、おっしゃるように自分の存在意義に関して悩みをもっていたのかもしれませんね。トラックバックさせていただきました。
Posted by: yoshihiroueda | 2004年11月07日 08:19
記事を読みいろいろ思うことがあったので、私の記事をトラックバックさせていただきました。
「自分探しの旅」・・・私も、そうだから、とても複雑な思いでした。
しかも私も彼と同じ24歳。そして、今現在、いまいち自分の居場所がわからなくなり、日々格闘してるのです。
で、私も海外に飛び出そうとしていた矢先のこと・・・・
今回の事件を機に親とも話し合いました。
やはり、自分ひとりで生きてるわけではないのだから、自分が起こす行動によって周りにどういう影響があるのか、などもきちんと考えるべきですよね。 自分の事に一生懸命になるのもいいけれど、きちんと周りも見なくては。そう思いました。
Posted by: AIKO | 2004年11月10日 15:32
drs@freeml.com から(内容の希薄な)品のないコメントがありましたが、削除いたしました。
Posted by: ethnic | 2004年11月26日 23:25