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2004年10月16日

●旅思考17.YH

YH、すなわちユースホステルは旅の途中のコミュニティだった。
もう30年くらい泊まったことがないので過去形表現となった。セルフサービス、シーツ持ち込み、アルコール厳禁、門限10時、家族でも夫婦別室などのルールがある宿泊施設だ。民家を少し大きくしたものからお寺や保養所的規模までさまざまであった。そんなYHが学生時代の旅の宿であった。

夕食後にはYHの主人(ペアレント)と宿泊者とのコミュニケーションを楽しむミーティングが開かれる。自己紹介で始まりゲームをしたり歌ったりする。
この集いがそのままYHの人気度につながる。立地や施設・設備よりペアレント次第というわけだ。集団より個の時代となった今のYHがどうなっているかわからないが、当時は集団で楽しむ宿が旅の途中のオアシスだった。

一晩楽しく過ごした後、「またどこかで・・・」と手をふりながら別れていく。そしていつか別のYHで出会う。旅のなかでYHはそんな存在だった。□

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