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2004年10月10日

●雙十節

今日は、雙十節(双十節)だ。
1911年10月10日中国で起こった辛亥革命で清王朝を倒し、アジアで初めての立憲民主主義国家「中華民國」が成立した日を記念する祭り(建国記念日・國慶節)である。
十が二つ重なるので雙十節とも言われ、我が居住地である横浜中華街では祝賀パレード・獅子舞等が盛大に行われる。
元々は「新軍」の反政府分子による武昌蜂起を記念するもので蜂起には一切関与しなかった孫文が後年、その成果を横取りしたことから、「中華民国」建国のトーテムポールとなったものだ。

一方、雙十節は台湾にとって複雑な思いにも繋がる。なぜなら台湾人は戦後、「中華民国」体制によって迫害され、そしてそれに取り込まれた歴史をもっているからだ。つまり台湾人にとって雙十節は記念すべき日とはいえないのだ。中国人と台湾人、外省人と本省人、政治の世界では民進党と国民党、歴史認識の違いは大きい。

[10/12追記]
0/10の双十節における陳水扁総統の演説が物議を醸している。
陳水扁総統は「一つの中国」の虚構を退けつつも「台湾こそが中華民国だ」と現状容認の姿勢をみせ、新憲法の制定問題でも「主権独立は憲法論議に含まない」として、国号や領土範囲に関しては現状を変更しない方針を再確認し「一つの中国」を認めた「九二年香港協議」を踏まえて対話の再開を中国側に呼びかけた。
一方、前総統の李登輝氏は11日、「私が総統を務めた十二年間を含め台湾が『中華民国』領土だったことはない」、日本統治終了(1945年)後の台湾の地位について、蒋介石政権による接収が「戦後の軍事占領に過ぎず、国際法上の領土移転ではない。『中華民国』が台湾の領土主権を獲得したものとはいえない」として「中華民国」による台湾支配の合法性を完全に否定した。

また、9日には台湾当局は外交文書において「中華民国」に代わり、「中華民国(台湾)」という呼称を使うことを明らかにした。(すでにチャドのヤマスム外相と締結した共同声明で使用したそうだ)
米国からの圧力なのか、中国への譲歩なのか真意はわからない。さらに12月11日投開票の立法院(国会、定数225)選挙への影響がどうなるのか、台湾の動きはますます活発化しそうだ。

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コメント

こんにちわ。

>中国人と台湾人、外省人と内省人、政治の世界では民進党と国民党、歴史>認識の違いは大きい。

「本省人」、ですよね。

日本では台風一過、「野分明け」のカラリと晴れた体育の日だったようで。

今朝、「法桐」の街路樹は落葉し始め、です。

おっと「本当ですね」、間違ってしまいました。
もう秋、大連はこれから寒い季節になるんでしょうね。行ったことがないので印象ですが、「凍える」というのが大連と繋がってしまいます。

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