2004年10月31日

●脳足リン、餌食に

現地時間30日夜、日本の「脳足リン・バックパッカー」がイラク過激派(極悪犯罪集団)によって殺害された。一連のテロ集団の行為は卑劣極まりない非道な行為であり絶対に許されるものではない。しかし自分探しの旅で強引にイラクに入ったことは最低の選択と言わざるをえない。
ただ、イスラエルの入国記録を旅券に残したままイスラム国に入ったことや(別紙出入国をしてない)、あえてバクダッドで短パンに浮くような白い目立つTシャツを着ていたこと(イラクはリゾートじゃない)、所持金が底をついている事情から想像すると、自分探しの旅にでたものの行き詰まりを感じて死に場所を探していたのではないだろうか、そして自らが生きていた証を残すためイスラム過激派に身を委ねたのではないか。しかし最後で覚悟が揺らぎ助けを求めることになってしまった・・・・・。

これらのことを繋ぎ合わせるとそんなストーリーが浮かびあがってくる。そうでないと、常識では考えられないきわめて脳足リンの行動だからである。でも常識の定義が異なる三バカ、二バカと大差ない「脳足リン」でしかないのかもしれない。

そう言えば今や拘束体験を売り物にしている三バカ、二バカは犯罪集団の行為には何も言わないのはもちろんのこと、仮病を使ってほとぼりの覚めるのを待った後、相変わらず反省の片鱗さえ見えない言動を続けているようだ。しかも周囲にいる支援団体やNGOは、収支は明らかにしないしニセ薬を売っていたり実に胡散臭い連中だ。□

[11/1追記]やや誤解を招いている部分があるようなので補足をしておきたい。死人に鞭打つつもりは全くないが、いかなる理由や崇高な動機があったとしても彼の行動は軽率であり理解できるものではない。しかし彼の死は無駄にはしたくないと思う。
日本人の危機意識のなさ、イラクを踏み台にして単なる殺人を繰り返す外国人犯罪組織(可能性はわからないが、殺人罪で告訴すべき)、イラク復興に汗を流す自衛隊の頑張り、各国の支援に対するイラク国民の大多数の支持、そういう実情をネジ曲げての報道等に対しきちんと認識していくことがいま大事だ。さらに彼の死があたかも政府、自衛隊派遣が原因だといい放ち、犯罪を容認するがごとくわめいていることについて考えてみるべきだ。
ご家族にとっても悲しい24年の生涯だった。そんななか多くの方に配慮し大局に立ったコメントはすばらしいものだ。三バカの家族コメントとは雲泥の差である。

[11/4追記]
2日家族から以下のメッセージが直方市に託された。踏み台にして活動を行っている団体に対するけん制だ。三バカ、二バカ周辺の団体には特に認識してほしいものだ。
「証生は何のグループにも属さず、政治活動も行っておりません」「事件を受けていろいろな活動が行われていますが、募金カンパ等の資金集めにはこの事件を利用しないでください。純粋に平和を願う活動のみを行われることを願います」

心からご冥福をお祈りします。

             

2004年10月27日

●脳足リン人質

拘束三バカ事件を含め多くの人質事件が次々に発生し、なかには惨殺という結果に至っているイラク情勢はまったくよくならない。
このような中、忠告まで振り切ってイラクに入国したバカ男が、とりわけたちの悪いテログループに拘束された。これまでと同様にビデオが送られてきた。
「小泉さん自衛隊を撤退させてほしい。すいません、そうしないと首をはねられる。日本に帰りたい」という声が録音されているそうだ。
「危険を承知で入った以上自分で責任をとれ!今更女々しいことは言うな!政府として保護しなければならない責務はない!」
小泉首相は内心こう言いたいに違いない。いや、見識を持っている人間なら誰でもそう思うはずだ。あきれてこれ以上のコメントはない。
(もちろん邦人保護の義務はあるが・・・)□

             

●出遅れたパフォーマンス

仕事の合間である移動中や通勤時間を活用し、こうしてメモをとりスピーディにアップできるのは便利なことだ。それが客観的に価値があるかどうかは別であるが・・・。

昨日のエントリーで書いたが小泉首相の新潟視察が予定通り行なわれた。朝の段階では天候不良を理由に事務方では延期を決めていたが、首相は押し切る形で実行に移したという。何のことはない、どこかの党首に先を越され、かつ27日は国会日程が入っており、これ以上遅らせることはできないという判断だからだ。すでに出遅れていることはマスコミはもちろんのこと識者、草の根ブログ管理者の声で一致しているし、本人も気付いている。
しかし出遅れたのは地震だけでないことがわかった。台風によって被災した兵庫県をこれから視察するそうだ。被災直後に現場を視察し国民を見舞うのはリーダとして当然のことなのですでに済ませているものと思っていた。だがそれは錯覚だったようだ。郵政民営化もいいがもっと国民の視点に立ったスピーディな動きもしてほしいものだ。□

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2004年10月26日

●被災対応

23日の新潟県中越地震から3日経った。死者26人、行方不明者3人、負傷者は約3000人と地震の大きさをそのまま示す数字となった。対応を含めまだ考察するには時期が早いが、これまでのなかで感想を記しておこう。

まず政府の対応は相変わらずテンポが遅い。対策本部が立ち上がったのは翌朝8時近く、何と地震発生後14時間後だ。さらに小泉首相の(被災者へのお見舞いも含めた)最初のコメントが発せられたのはそれから5時間後。マスコミは地震発生時に首相が国際映画祭開会式に出ていたことや発生から一時間も会場にいたことを(一部のマスコミは意図的に内容をカットして)報じているが、そんなことは些細なことだ。問題は、前述した数字の「14」、そしてプラス5の「19」である。加えて当日官邸に来た閣僚は村田防災担当相ひとり。首相が開会式終了後なぜ官邸に戻らなかったのか。考えられない行動だ。

さらに首相の現地入りは3日経った今日だという。5年前の台湾中部大地震で真っ先に現地入りした当時のトップ李登輝総統とは大違いだ。
一方国民にもびっくりさせられた。それはテレビ視聴者の声。翌日迄各局は臨時の報道体制をとり多くの定時番組は放映延期となった。これに対しクレームが殺到したというのだ。なかでも韓国ドラマが放映中止になった時には3,000本の電話が寄せられたとか。こんな時にドラマを優先させろと主張する感覚がわからない。どうやら韓流は人間の心をもおかしくさせるものらしい。

ボランティアの復旧支援も、とくに阪神淡路大震災から活発になり今回も各地で動きはじめた。そこで提案だが、ボランティアで現地へ向かう人の交通費を無料にしたらどうだろう。これも台湾の事例だが、地震災害時の高速料金を自己申告により無料にした。このことで短期ボランティアが非常に増加したそうだ。日本でもJRや道路公団にこのくらいの度量があれば参加者はもっと増えるだろう。
有感余震が続く中越地方で避難中の方は10万人にのぼるという。ぜひ頑張ってほしい。□

[産経WEBより]
日本赤十字社は二十五日、同地震の災害義援金の募集を開始。郵便振替で、口座名義は「日本赤十字社新潟県支部」、口座番号は「00530-2-2000」。振替用紙の通信欄に「新潟地震」と明記する。12月30日まで募集し、物品の寄付は受け付けない。
日本郵政公社は同日、郵便振替による災害義援金の無料送金サービスを開始。取扱期間は十二月二十四日まで。送金先は新潟県災害対策本部、和島村地震災害義援金、日本赤十字社新潟県支部、新潟県共同募金会となっている。
また、スーパーなど小売店ではイトーヨーカドーとセブン-イレブンが同日までに義援金の募金を全国の店舗で開始。他の各社でも今後、募金を行う予定という。

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2004年10月23日

●新潟で地震

新潟県中越地方を震源とする震度6強(M6.8 , 5.8 , 6.3)の地震が発生、余震が続いている。
被災状況は長岡市と小千谷市で住宅が数軒倒壊し、生き埋めになっている人がいる模様だという。小千谷市では土砂崩れのため車が埋まっているという。詳細はまだはっきりしていないが、操業以来初めて新幹線が脱線したこともあり、次第に明らかになるだろう。
NTTドコモでは「災害伝言板」が開始された。
この伝言板は被災地域住民らの安否確認手段として、「iモード災害用伝言板サービス」の運用を開始したもの。 伝言板にメッセージ登録が可能な地域は、新潟、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城、山梨、長野、富山、福島、山形の各県と東京都。メッセージの確認はiモードのトップ画面から全国でできる。
PHSやパソコンなどからメッセージを確認する場合は、http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgiへアクセスすればよい。

また、NTTは安否の問い合わせや見舞いなどの連絡を確保する手段として「災害用伝言ダイヤル(171)」の運用を始めた。
伝言を登録できるのは、市外局番が「025」で始まる新潟県内の人で、1回30秒以内、10個のメッセージまで録音可能。一般家庭の固定電話と公衆電話、携帯電話などで利用できる。
伝言を登録したい人は171をダイヤルしてから「1」を押す。その後、音声ガイダンスに従って、安否を尋ねてくる可能性の高い家族などの電話番号を市外局番から順にダイヤルし、メッセージを吹き込む。伝言を再生する場合は171に続いて「2」を押し、相手の番号をダイヤルする。以上だがこういうツールが役立つ時代はありがたい。

[10/24追記]平成16年(2004年)新潟県中越地震と命名。
それにしても毎週の台風、そして今回の地震に対してがんばって任務遂行をされている防衛庁・自衛隊の方々に敬意を表します。
(被災された皆様に対し心からお見舞いを申上げます。)

             

2004年10月22日

●北朝鮮の誘惑

北朝鮮人権問題に対する感受性の鈍さを前日指摘したが、今週始めに一部経済界の節操のなさが露見した。
何と大手ゼネコン数社がインフラ視察と意見交換を目的に朝鮮総連の招待を受け北朝鮮に向け出発したという。しかし翌日急遽中止になったが一部は北朝鮮入りしたらしい。おそらく出発直後に何らかの抑止がかかったものと思われる。
各種懸案事項の包括的解決後の経済支援の一部をあたかも日本のゼネコンに発注、併せて関係議員の利権につながるかのようにみせかけることで、経済支援・国交正常化を優位にたたせるための北の誘惑に違いない。
それに乗っかってしまった族議員がいたが、渡航が漏れたため慌てて中止させたのが真相だろう。政府もようやく世論の動向を受けながら経済制裁の段階的発動計画立案に動きつつあるなか、このような国益を考えない財政界の軽率さは、自由経済社会とはいえあまりにも情けない行動と言わざるをえない。□

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2004年10月21日

●国家の姿勢

北朝鮮人権法が18日に成立した。拉致問題の解決等人権問題の改善がみられなければ人道上以外の支援は一切行なわないというものだ。しかしこれは日本のことではなく米国でのことだ。
一方先週末には、中国の日本海域(排他的経済水域)におけるガス田開発計画が明らかになった。このことは国家主権の侵害であり大変な問題にもかかわらず日本の動きは緩慢だ。
この二つの事象とそれに対する対応から何がみえてくるか。色々あるが多くの見識あるブログ運営者が指摘しているので、ここでは一点に止めておく。
問題は、日本が「国家の体裁を成していない」ことだ。つまり国家としてやらなければいけないことを最初から放棄していることだ。前者の直接当事国は日本だ。今や日朝宣言を履行しない情勢のなかで本来は日本が発効しなければならないことだ。なのに米国が先行し日本はなぜ何もしないのか。国民の大多数はすでに経済制裁の時期であることを認識しているにもかかわらずである。
後者では来週早々協議が「北京」で行なわれるという。なぜ北京なのだ。協議のために北京に出向くということ自体、国家を自ら蔑ろにしている行為だ。協議のため相手国を日本に呼ぶ事が当然の選択肢ではないか。これでは初めから中国の立場を優位にさせているのと同じだ。

二つの事例が示すように、いつも後手になるのが日本の国家としてのスタンスだ。こんなことではいつまでたっても三流止まり。とても世界のリーダにはなれるわけない。マスコミも枝葉末節をとらえるのではなく、こういうことにこそ論壇を張ってほしいものだ。(ここのところ季節の変わり目で体調不良、こんなこともあるので発熱が収まらない・笑)□

             

2004年10月18日

●23号はトカゲ

今年一番の超大型の「台風23号」が沖縄に接近中だ。アジア名はTokage(トカゲ)。日本が命名したもので「とかげ座」由来だ。
星座のことは疎いが、トカゲ座は、はくちょう座とカシオペア座の間にある小さな星座だそうだ。 空の澄んだ所でないと見えない、非常に暗い星座で8個の暗い星がジグザグに並んだ形をしているとのこと。都会ではきっと見られない星座かもしれない。

ついでながらトカゲについて改めて調べてみた。これまであまり付き合いはないがいろいろ種類もあるものだ。飼っている人も多いようだ。

続いてトラック諸島で発生した台風24号は、ラオスが付けた名前「Nock-ten ノックテン」鳥の名前。 日本最多上陸記録を更新しそうな2004年秋だ。

[10/19追記]19日午前、那覇市の南南西約170キロの海上を時速約15キロで北に進み、沖縄本島が風速25メートル以上の暴風域に入った強い勢力を保ったまま南西諸島に沿うように北東へ進み、20日には西日本から東日本に接近する見込み。またあちらこちらで被害がでるのだろうか。
[10/21追記]日本列島を縦断、今朝早く茨城沖へ抜けた。今回も多くの方が被災し亡くなった。ご冥福をお祈りします。
[10/23追記]今回の台風による死者、行方不明者は90人に上っているとのこと、今年の風水害による死者・行方不明者の合計は、台風23号の発生以前に136人に上っており、今回の被害を合わせると200人を超える。長崎水害などの影響で計508人の死者・行方不明者が出た1982年以来、年間で200人を上回ったケースはなかった。最悪の2004年、繰り返し亡くなられた方のご冥福をお祈りします。 □

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