2004年09月30日

●昨日もいい日

人生80年時代と言われてはいるが、人間いつどうなるかわからない。ひよっとして明日消滅するかもしれない。だが、明日は明日の風が吹く、なすがままにどうぞというのも空しいものだ。

そういえば学生時代や、まだ二十代の頃はいかに生きるべきか、どう生きたいのか、家族、企業、仕事、社会との関係はどうあるべきかを論議したものだ。しかし今はもうそんな多くのややこしい理屈はいらない。ただ、いつ消滅してもいいように納得できる生き方を選択していくだけだ。
企業へのロイヤリティもそこそこでいい。自分がいなけりゃ会社が動かないなんて考えているのは錯覚。そんな思いで自分の人生を我慢して企業を優先させることは全く無意味だ。とは言っても生活の糧としての労働はなかなか捨てがたい・・・。また、他人の目を必要以上に意識することもない。もちろん迷惑をかけてはいけない。

自分の人生は他人が導いてくれるのではない。「適度な我儘」と「強い信念」をもって納得できる道を自ら選択していきたいものだ。それが「生きる」ってことだろう。朝、目覚めたとき「昨日もいい日だったなぁ」と思える毎日であれば幸せだ。□

掲載したワンシーンの黒澤明監督「生きる」(1952年)がトム・ハンクス主演のハリウッド作品としてリメイクされるそうだ。ちょっと楽しみである。

             

2004年09月26日

●祝・成田真由美選手

アテネ・パラリンピックでの日本選手の活躍はすばらしい。
そんな活躍のなか嬉しいニュースが飛び込んできた。アテネ・パラリンピック第8日の24日、競泳の女子200メートルリレー(運動機能障害)で日本(奈良、梶原、藤田、成田)が3分0秒62の世界新をマークし優勝した。なんとアンカーの成田真由美(神奈川県)は個人4種目と合わせ今大会5個目の金メダルを獲得した。

成田選手は1996年アトランタパラリンピックで6種目に出場。金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル1個を獲得。続く2000年シドニーパラリンピックでも金メダル6個を獲得。超人的活躍を見せてくれている。
彼女は、1983年13歳のとき、脊髄炎により下半身麻痺となるが、1994年の東北身体障害者選手権水泳大会でいきなり大会新記録で優勝。しかしその帰路交通事故に遭い、頚椎損傷で左手の麻痺が加わってしまうこと。しかし10ヶ月後に復帰して各種大会で記録を更新しアトランタへつなげた。
「あしたにトライ 車いすの金メダル」という著書もあるが、そのなかでは多くの人が助け合うことの大切さを訴えている。いやな出来事が多いなかでのすばらしいニュースだ。成田真由美選手おめでとう。□

【10/2追記】アテネ・パラリンピックは28日で幕を閉じた。史上最多の136カ国・地域から3,969選手が参加し12日間にわたった熱戦に幕を下ろした。金7、銅1を手にした競泳の成田真由美(神奈川)が世界新記録を出すなどすばらしい成果をおさめた。成田選手へ国民栄誉賞をという提案をされているBlogもあるが全く同意見だ。
日本はこれまでで最多の計52個(金17、銀15、銅20)のメダルを獲得した。みんなすばらしい結果を見せてくれた。お疲れ様でした。□

             

2004年09月25日

●日朝実務者協議

日朝実務者協議が今日から北京で開かれている。
北朝鮮外務省の宋日昊副局長は「進行状況を中間報告する。(進展があるかどうかは)日本側の受け止めによる。完全に終わるまで調査をしないといけない」と述べた。日本側の態度次第によってはきちんと調査するとも取れる内容だ。そして初日の協議が終わり、「8月(の第1回協議)以降の再調査結果について説明した。真摯(しんし)な議論をした」と。
おっと、この一ヶ月しか調査してないという言い方。150に上る疑問点は一年半前に指摘したことだし、5/22のトップ会談で金正日は「今から再調査」という返答をしているのだ。統制された北朝鮮で調査に手間取ることは絶対にありえない。
今夕協議終了後に宋日昊から「新たな事実も含まれている」との発言も出たが、新たな事実ではなく「新たな偽装」ではないのか。いずれにしても明日か明後日明らかにされるだろう。内容によっては、支援凍結、経済封鎖、船舶入港禁止の対応をとるべきだ。(9/25 22:00)
案の定、いつもの「小出し」。今回の回答は辻褄合わせか?。経済制裁を強化すべきだ。(9/26 18:00)

             

●第3世代携帯電話

ボーダフォンは第3世代携帯電話を7機種発売すると発表した。
近年は、使うか使わないか関係なく携帯電話がすっかり日常生活の一部となり、たまに行く海外旅行時にも空港で携帯電話を借りて持ち歩くことが多い。
これまでは国内仕様の機種のほとんどは海外へもっていっても役立たない状況だったが、今度は便利になる。
ボーダフォンの国際ローミング音声通話は韓国を除く107の国で可能になっており、ほぼどこへ行っても使えるようになった。いよいよ日本の携帯電話も国際標準に近くなってきた。
プライベート携帯電話をもたないものにとって検討に値する新製品発売のニュースだ。(ボーダフォンとの利害関係はありません)□

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2004年09月23日

●紅の傭兵

河野洋平・衆院議長が20日、北京市で全人代常務委員会の呉邦国・委員長と会談、そのなかで「日本は過去に軍国主義のもと、侵略戦争を起こし、中国及びアジア各国に多大な被害を与えた。歴史を学び教訓と汲み取るべきである。
台湾問題については一つの中国を支持。今回の訪中を通じて、中国及びアジア各国に対し、日本国民の友好感情を伝えることができれば。
また日本は中国の『老朋友(古くからの友人)』として最善の努力をする」と語った。またまた売国的発言だ。しかも衆院議長であることを忘れている。

何年か前に訪中途中に気象条件の悪化でやむを得ず台湾に着陸、機外に一歩もでなかったことを自慢げに中国に対し語っていたことがあったが、相変わらずの「紅の傭兵(河野洋平)」である。□

             

●常任理事国入り

小泉首相は日本時間22日朝、国連総会で演説し「日本の果たしてきた役割は、安全保障理事会常任理事国となるにふさわしい確固たる基盤になる」と述べ、常任理事国入りに強い決意を宣言した。
また、日本やドイツなどを対象国とする国連憲章の旧敵国条項の削除も要求した(こんな条項が残っていること自体おかしなことだ)。

案の定、中国、韓国から声が出てきた。中国外務省の孔泉報道局長は「国連は分担金の納付が多いか少ないかによって内部の構成が決まる組織ではない。責任ある国が国際的な役割を果たすには、自らの歴史問題をはっきり認識することが必要だ」と。
一方韓国メディアの朝鮮日報ソウル新聞やハンギョレ新聞は揃いもそろって「日本に資格があるのか。日本の常任理事国入りは道徳的障壁を乗り越えねばならない。日本の国力や国連への金銭的な寄与だけでなく、道徳的な姿勢が問題にならざるを得ない」と社説で表明している。裏で政府が動いたのははっきりしている。靖国参拝に対する牽制だ。

「歴史認識」は国ごとに異なるもの。一致することはありえない。つい最近では韓国、中国間でも高句麗をめぐって認識の違いがあったではないか。

韓流ブームもいいが、冗談ではなくそのうち日本は韓国の属国にされかねないと思ってる。□

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2004年09月19日

●Miss.Saigon

帝国劇場で「ミスサイゴン」を観て来た。1993年初演以来11年ぶり。前回公演時はプレビュー公演を含め四回観た。
舞台がベトナム、タイというのに魅かれて行ったのがきっかけであった。前回は市村正親、本田美奈子のコンビ、今回はエンジニア役はもちろん市村正親、キム役は知念里奈。もっとも今回の公演は3~4人交代だ。キム役の一番人気は、松たか子。
ホーチミンの巨像、ヘリコプター、キャデラックの舞台装置はそのまま。今回も帝劇の舞台は大幅に改造されている。

フランス統治下のベトナム、そして赤化、ベトナム戦争、サイゴンは陥落して近辺の多くの人たちが陸路、海路で脱出した。そして悲劇が起こった。
ラストシーンはキムがピストル自殺をしたところで幕が下りる。悲恋の幕切れだけにカーテンコールは明るく演出されている。
リード役は市村正親、そして曲は「アメリカンドリーム」だ。やはりすばらしい演技力だ。□

             

2004年09月18日

●パラリンピック

アテネ・パラリンピックが昨日17日開幕となった。
史上最多の136カ国・地域から、4000人近い選手が参加する。日本からもこれまでの最多271人の選手団(選手163人)となった。旗手を務めたのは柔道の松本義和、笑顔が素敵だ。

開会式では国際パラリンピック委員会のフィル・クレーブン会長は「真の英雄であるあなたたちの活躍は、世界中の若者や支援する家族や友人にとっての素晴らしい指針となる」と健闘を呼び掛け、世界中に勇気を与えるという大会の意義を強調した。五輪生誕地が再び熱気に包まれるが、毎回のことだがパラリンピックの報道はお粗末。会長の発言を具現化するための報道がついてこないのは残念である。
WEB報道が中心になりそうだが、日本選手団の健闘を期待したい大会だ。
頑張れ!ニッポン、そして参加国の皆さん!□

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