●旅思考13.旅のあと
旅から帰ると見かけ上の旅は終わっているが実際にはまだ続く。
旅で集めたパンフ、マッチ、切符、箸袋などを整理する。出来上がった写真を眺め現実を思い出す。旅の途中で知りあった人、お世話になった方にお礼の手紙を出す。旅で気になったりわからなかったことを調べ解決していく。そんなことをダラダラしていると、いつのまにか次の旅のプランにつながっていく。
本格的に旅にとりつかれて40年近くたったが大体こんなパターンの連鎖だったような気がする。今でも昔の旅に関するものを見たりすると思い出が甦ってくる。苦労のあった旅ほどよく覚えているし、今では苦労は楽しい思い出に変化している。
それにしてもこれまで結構ウロウロしたものだ。国内一都一道二府四十三県のうち未踏のエリアを探してみたがなかった。あえて滞在日数を思い出して比較してみると多分富山県、青森県での滞在が三、四日と少ないかもしれない。
海外は100回以上出かけているが訪問国数は意外に少なく20ヵ国程度だ。ただ所謂観光地巡り中心の旅は殆どしないので足を踏み入れた割りには知らない名所・旧跡はたくさんある。
早く現役を退き、持ち前の放浪癖を思いっきり発揮して各地をウロウロしたいものである。□
(意外に好評だった「旅思考シリーズ」はとりあえず今回で一区切りし、そのうち違った視点から旅を考えてみたい)
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