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2004年07月26日

●旅思考10.旅装束

旅先で快適に過ごすためには、旅装束が重要であることを知る人が少ない。
どこの国へ行く時も、その国の平均的な服装を選択するのが最もいい。つまりできるだけ観光客にみられないようにするということだ。
これだけのことで旅先でのトラブルや不快なことの八割は回避できるだろう。相手も現地に明るそうな人や滞在してそうな人よりイチゲンの観光客相手の方が効率はいいし実入りも大きい。
日本人はいかにも観光に来ている外国人ですとばかりの格好のため、一番のカモにされやすい。なぜか?その類の人に聞いたことがあるが的を得た指摘をした。
特に日本人は服装や持ち物がワンパターンであり地元に住んでいるか観光客なのかすぐ区別できるそうだ。

また日本人は「制服」に非常に弱いのだそうだ。
つまり制服着用の人に悪人はいないという固定観念を今だに持っているのである。昔から警官、先生、坊主、スーツ姿の公務員は信頼されていたし、悪人はいないという社会の前提があった(今はないが)。
それから似たようなことだが、身分証明書やIDカードに弱いのだそうだ。水戸黄門の印籠に弱いのと似ている。考えればわかるこてだがどんなIDカードだって簡単に入手できるし偽造だって極めて簡単。それでも相手から示されれば妙に納得してしまうのだ。したがって制服とIDカードの二つのシチュエーションを設定すれば後は比較的簡単に騙せるらしい。
ちなみにフィリピンの私服警察は背広姿ではない。Tシャツ、サンダル履きが多い。警察のIDカードを見せられても胡散臭さは払拭しにくい。しかし店舗で雇われているガードマンでも警察だと言われれば制服をきてるだけで納得してしまうのだ。いつも何でも日本を基準に考えてしまうからだ。

さて、快適な旅へのステップであるその国の平均的な服装とは何か?こんなことを考えるのも旅の一過程だと思う。□

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