2009年01月05日

ごぜ唄が聞こえる2009<再掲・追加>

200902flyerA.gif再掲・追加!

2009年2月、三週連続でごぜ唄関連の公演を行います。

東京世田谷の小劇場「ブローダーハウス」の三周年記念企画公演として、「日本の伝統であるごぜ文化を顕彰する」という目的で企画しました。

2007年12月のごぜ唄公演では、最後のごぜであった小林ハルさんの生涯の一部を朗読でご紹介し、ごぜ唄伝承者である萱森直子さんによるごぜ唄をお楽しみいただきました。

今回は、三週間連続でお芝居と朗読劇、そしてごぜ唄(萱森直子)をお楽しみいただける企画となっています。

詳細はこちらです。予約受付中です。どうぞお早めにご予約ください。


BH_tsukioka.jpg参の段(第三週目)では、ゲストに東京在住のごぜ唄奏者の月岡祐紀子氏をお迎えすることになりました。月岡祐紀子氏は高田系ごぜ唄を中心に習得する一方小林ハルさんとの交流もあり、大学卒業時にはごぜの旅を追体験しようと三味線を奉納演奏しながらの四国八十八カ所歩き遍路を行っています。第44期NHK邦楽技能者育成会を修了後、現在はごぜうた・民謡・三味線弾き語りとして活躍中です。

お二人のごぜ唄をお楽しみいただけると、同じごぜ唄でも、地域によって異なる形で伝えられているのがお分かりいただけるかと思います。

2008年12月02日

Makingごぜ唄が聞こえる2009(2)

1making081201_1.jpg壱の段メンバーの稽古開始に合わせて芝居の舞台になっている新潟県出湯温泉へ12/1に行ってきました。
今月20日に放映される石川さゆりさんのドキュメント番組にも出てくるところです。

実にノンビリとした空気の流れる温泉場。小林ハルさんが晩年の10数年を生活したところです。
そのとき生活の支援をされた旅館の館主、二瓶文和さんともお会いしてきました。
出湯でのハルさんやその後のいろいろなお話をしてくださり、メンバーも楽しい時間を過ごすことができました。ほかにも今回の公演に協力してくださった旅館を訪れ、女将さんたちのお話も伺うこともできました。
今週4日の本読みから本格的に稽古が始まります。
気持ちも高まり結束もできました。
きっとすばらしい芝居になることでしょう。

↓ 二瓶さんを囲んで写真を撮りました。
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2008年11月15日

Makingごぜ唄が聞こえる2009(1)

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写真は壱の段と弐の段の主なキャストです(左上は元役者でブローダーハウス代表の荒木、昨年は朗読をしてもらいましたが今回は声の出演を予定してます)

11月13日壱の段「出湯の四季」上演台本が完成し、いよいよ動き始めました。
来月まではそれぞれで稽古、新年早々から都合がつくメンバーを組み合わせながら稽古していきます。

その前12/1には、壱の段キャストの皆さんと出湯温泉へ行き、心あわせをしてきます。

2008年10月10日

浮世絵を聴く

「太田記念美術館コンサート 浮世絵を聴く vol.2」が12月四週にわたって東京渋谷区にある太田記念美術館で開かれます。
三回目の12/13(土)には、萱森直子さんによるごぜ唄が楽しめます。

 越後からとどいた声 ~瞽女唄~
   門付け唄  祭文松坂「赤垣源蔵」、伊勢音頭くずし
 三味線・唄  萱森直子   
 開演 14時   終演予定 15時
 入場料は1000円  (展覧会の入場料とは別になります。)  


【重要】 都合により中止となりました。(2008/11/26記)

2008年09月06日

中越ひこばえ展 2008

中越ひこばえ展は、平成16年(2004)10月23日 午後5時56分に発生し甚大な被害をもたらした新潟県中越大震災の復興を応援する目的で始まりました。
主宰されている高橋さんは被害の大きかった小千谷市のご出身。横浜から毎年支援のイベントを続けられています。
“ひこばえ”とは切り倒された切り株から再び群がり生える若芽のことで、大震災からの力強い復興の歩みをイメージして付けられているそうです。

今年で四回目となる中越ひこばえ展では版画展、写真展、水墨画展が10月4日から始まりますが、最後は「萱森 直子 瞽女唄」で締めくくられます。
コンサートは11月29日(土)pm5:00~ と 11月30日(日)pm1:00~ です。(要予約 ¥2.500 TEL 045-831-5127)
会場は横浜・港南台駅から徒歩13分(バスもあります)の「CoZAの間(コザノマ)」
横浜でははじめての瞽女唄コンサートです。どうぞお越しください。

【重要】 都合により中止となりました。(2008/11/26記)

 

2008年08月12日

ごぜ唄が聞こえる2009

2007年12月に行った「ごぜ唄が聞こえる」をひきついたイベントが、来年2月にブローダーハウスで行われることになりました。
小劇場「ブローダーハウス」の三周年記念企画として、三週連続で公演が行われる予定です。

テーマは「ごぜ唄」。

壱の段 : お芝居「出湯の四季」 ---- 小林ハルさんが最後の瞽女時代をおくった新潟県出湯温泉を舞台にした創作ドラマです。

弐の段 : 朗読劇「葛の葉子別れ」 ---- ごぜ唄はもちろん説教節、浄瑠璃、歌舞伎でも人気のある物語を、初めて朗読劇でお楽しみいただきます。

参の段 : 越後ごぜ唄を萱森直子さんにたっぷりと唄っていただきます。

詳細のチラシは10月中旬頃になります。
送付希望の方はこちらからお知らせください。

どうぞ今から日程を確保いただくと嬉しいです。

2008年07月19日

青山で瞽女唄を

kayamori.jpg東京港区青山で「萱森直子の瞽女唄をきく会」が開かれます。
演目は祭文松坂「石堂丸」 ほか。

石堂丸の一の段・二の段は昼の部で、二の段・三の段は夜の部で楽しめます。
どうぞお越しください。


9月21日(日) 
昼の部 14:00~(開場13:30) 3000円
夜の部 17:00~(開場16:30) 3000円

夜の部終演後、同会場で懇親会  3500円

会場 NHK青山荘 東京メトロ表参道駅から徒歩3分

昼の部、夜の部、懇親会、参加を明記して下記口座に送金してください。
確認後チケットが送付されます。
郵便振替 00270-2-47154 川野楠己  (045-591-8771)

案内チラシはこちらからダウンロードお願いします。

ちなみに管理人は夜の部と懇親会に参加予定です。
お会いできるのを楽しみに。


2008年06月21日

映画「ICHI」

ICHImae.jpg盲目の彼女の武器は、剣を仕組んだ杖
旅をするのもひとり
眠るのもひとり

ICHI

2008年10月25日(土)全国ロードショーが決まりました。
映画の中では瞽女文化を垣間見ることが出きます。

特製“耳掻き”付前売り鑑賞券が発売されています。
1,300円(当日一般 1,800円)

2008年05月25日

ごぜ芸能まつり

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沼津市戸田(へだ)観光協会主催による「ごぜ芸能まつり」が、5月24日(土)に静岡県沼津市戸田中学校体育館で開かれました。いいお天気だったら御浜岬公園で行われる予定でしたが、あいにくの悪天候で屋内での開催となたのです。
ここ戸田は「高足かに」や深海魚で有名な港。高足かにの季節は終わったようです。

ごぜを手厚く葬った先祖の心を頭彰し、その素晴らしい精神文化を広めることを目的に実施され100名近くの参加で三時間を楽しみました。
ごぜ唄は萱森直子さんのお弟子さんで4月の出湯温泉でのコンサートでも活躍した九州在住の北村紋子さん
門付け唄である「瞽女松坂」、祭文松坂から「巡礼おつる」、ちょっと楽しい「鴨緑江節」(もちづくし)が披露されました。
堂々とした唄いっぷりで素敵な唄を聞かせてくださいました。

heda080524_1.jpg戸田から修善寺への山越えの途中にある戸田峠には「瞽女観音」が置かれています。
昔、大雪にあって遭難した瞽女さんを、戸田の方々が手厚く葬ったという伝えを背景に、旅人の安全を祈念して塚を置いたそうです。
今では、盲目の身で厳しい芸を修め、女の歓び悲しみを越えて生きた芸道の祖として、芸事が上達すると伝えられ、芸能人の信仰が厚いようです。

「ごぜ芸能まつり」が始まる前には、この大雪で亡くなった瞽女さん、旅の途中で病気などで亡くなった瞽女さんの冥福を祈る法要も開かれ、来場者はお参りしてから席に着くという流れでした。

瞽女というとまず新潟が思い出されますが、静岡、山梨周辺でも比較的大きな組もあり、瞽女さんがいろいろな所で活躍したそうです。

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2008年04月22日

ごぜ宿再現

Deyu2_1.jpg第2回「心で聴く」 -越後瞽女唄コンサート- が新潟県で最も古く歴史ある出湯温泉(阿賀野市)で開かれました。

第一部は出湯温泉を象徴する華報寺の本堂で80人ほどの参加で行われ、門付け唄から始まり、祭文松坂「石童丸」の一段と二段がさんとお弟子さんの北村紋子さんによってが披露されました。
特に今回は二人の出演、滅多に聴けない「瞽女まんざい」も楽しむこともできました。


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Deyu2_3.jpg第二部は場所を歴史ある旅館「清廣館」の広間に移し、出湯温泉宿泊客20名を対象に行われました。

萱森さんと皆さんで楽しく語らうことをメインとし、石童丸三段が唄われました。
あいにくビデオ撮影のための照明がはいってしまい興醒めでしたが、昔のごぜ宿の雰囲気が再現された二時間余りの楽しい第二部となりました。
昔は夜になるとごぜ宿として提供された民家に村々の人たちが集まり、ごぜさんの唄や他の土地の話を聞いたりして楽しんだのでしょう。
まさにごぜ宿再現コンサートとなりました。

第3回「心で聴く」も実現できると思います。
ぜひ来年4月(予定)にはより多くの方と出湯温泉でお会いしたいものです。

<ご参考>一緒に参加された方のコラムが小千谷新聞に掲載されています。

2008年04月01日

ごぜ芸能まつり

平成20年5月24日(土)午後6時より、静岡県沼津市・御浜岬公園で開催です。
萱森直子さんが出演されます。
(※萱森さんの出演は中止となりましたが、萱森さんのお弟子さんである北村紋子さんが唄うことになりました:4/21修正)

問合せは TEL:0558-94-3115  

沼津市戸田観光協会主催「戸田温泉スプリングフェスタ」の一環です)

2008年03月20日

第2回 心で聴く

新潟県阿賀野市出湯温泉の女将さんの「出湯華の会」主催による『第2回 心で聴く - コンサート』 が、昨年(4/22)に引き続き4月に最後の瞽女さんさん縁の地である出湯温泉において開催されます。

第2回 心で聴く (新潟県阿賀野市出湯温泉 華の会)
2008年4月19日(土) 
  弟一部 15:00~ 『萱森直子 ごぜ唄コンサート』 華報寺本堂
               お弟子さんの北村紋子さんが共演します
               定員80~100人 
               1000円(宿泊する人は500円)

                    門づけうた(萱森、北村)
                    祭文松坂・
                    石童丸 一の段(北村)
                    ごぜ万歳(萱森・北村)
                    石童丸 二の段(萱森)
                    たちうた(萱森)

Deyu_00.jpg第二部 19:30~ 『萱森直子さんと瞽女唄を語る』 清廣館 広間
定員30~40人(宿泊者限定無料) 

  石童丸 三の段
  後は気楽にお話しましょう!

詳細はこちらです。
チケット販売は4月1日開始予定

[お問い合わせ]
出湯華の会 旅館珍生館
電話0250-62-3726 (10時~18時)

※3/20 予定演目追記


2008年01月06日

出湯温泉でごぜ唄

deyuonsenn1.jpg新潟平野を見下ろす五頭山の麓に広がる新潟県・五頭温泉郷。
3つの異なる温泉にに18軒の宿が集う静かな温泉街です。
2ヶ所の露天風呂(公共)と3ヶ所の公共浴場を湯めぐりすることができます。

は最後の瞽女さんとしてさんが住んだところ。
ここでさんのを聞くことができます。もちろん定期的なライブをしているわけではないのですが、出湯温泉に宿泊の時に萱森さんをお呼びして何人かで楽しむこともできます。

今年は出湯温泉でごぜ唄を聞く「泊りがけのイベント」でもやりたいものです。

実現するかどうかわかりませんが、ぜひ参加してみたいという方はこちらからお知らせください。

温泉に入って、ごぜ唄を聞き、楽しく語りながら山の幸を楽しむ・・・・どうでしょうか?

2007年12月23日

ごぜ唄が聞こえる公演 vol.3

【五の段】
「ごぜ唄が聞ける」にお越しいただいた方が、ご自身のブログ等に今回の公演について書き綴ってくださっています。
ぜひお時間があるときにでもお訪ねください。

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PentHauseだより 瞽女唄が聞こえる(1) 2007/12/20
今回のイベントのパートナーの小屋主ブログ、芝居とごぜ唄と猫が満載です。


「BoRN To be LIGHT...?」  ごぜ唄が聞こえる 2007/12/20
歌舞伎、能等の古典に詳しく、幅広く活動されているmamiさんのブログですが、今回のごぜ唄に関するエントリー以外にも勉強になる内容が多く、毎回楽しみに覗いているブログです。

三味線奏者・月岡祐紀子ウェブ  にちにち日記  2007.12.15
小林ハルさんにも師事した経験を持つ素敵な若手ごぜ唄伝承者です。
 

さゆり日記  歌い手の原点を再確認しました 2007/12/16
15日昼の部にご来場くださった石川さゆりさんもブログにも記してくださいました。

酒中日記 ごぜ唄が聞こえる  2007/12/15
劇団文化座公演「ごぜさ、きてくんない」 についてもブログのなかでふれています。

はっぴーぷりんせすらうんじ  12/14  2007/12/14

アーティストコーチ sirius 使命 2007/12/16

My Diary ごぜ唄公演 2007/12/16

風に吹かれて ごぜ唄コンサート 2007/12/17

時と共に ごぜ唄 2007/12/21

yoshiのブログ ごぜ唄 2007/12/18  

中年ものがたり… 瞽女(ごぜ)唄が聞こえる 2007/12/15

風 瞽女(ごぜ)唄 2007/12/16

はなのそよかぜ 頂き物とごぜ唄 2007/12/17

劇団スタンドバイミー  一番頑張る団員  2007/12/19

2007年12月22日

ごぜ唄が聞こえる公演 vol.2

【四の段】
無事四日間の公演が終わりました。会場となったブローダーハウスは、通常芝居の場合多くても50席程度のスペースしかないのですが、今回は動きの少ない公演なので舞台を狭くして客席を多くとりました。
それでも狭い思いをさせてしまい申し訳ない気持ちです。
全公演で245名の方がおこしくださいました。

予約をいただいた電話では昔のごぜさんとの思い出を語ってくださった方、ご自身の役者人生がごぜ唄を聴いたことで決まった方のお話を伺いました。
西は大阪、京都、名古屋から、北は群馬県、栃木県からお越しの方もいらっしゃいました。もちろんごぜ唄を知らない方が大部分でしょうか。

BH_guest.jpgご自分の勉強のためと石川さゆりさん(祝・平成19年度芸術祭大賞受賞)、同じごぜ唄を伝承していらっしゃる若手の代表月岡祐紀子さん劇団文化座の公演「瞽女さ、きてくんない」で好演された阿部敦子さん、さらに近藤正臣さんにもお越しいただきました。


あとでいただいたかたがたのメールからの感想を一部掲載しましょう。
□「ごぜ唄」、心に残る唄、三味線でした。段もん、ごぜ唄も地面を這ってくるような強さを感じました。
□会場にお伺いして 瞽女が、 小林ハルさんが 多くの方々の中にいまだに生きておられることを改めて確認いたしました。実にうれしいひと時でした。ありがとうございました。
□初めて「ごぜ唄」を聞いて、感動を受けました。本当に聞いて良かったと思いました。□朗読ですっかり感動してしまいました。
すばらしかったです。
□「ごぜ唄が聞こえる」は、感銘深いものでした。”ごぜ”の何たるかも知りませんでしたが、ついこの前までこういう人たちが悲運を芸に昇華してく生きていたのですね。萱森直子さんは情熱を温かい人柄に包み込み、魅力的でした。
□小林ハルさんの生涯も泣かせていただきました。萱森さんの優しい話声と唄とのギャップがなかなか。「お客さんには楽しいんでもらえたかの」のハルさんの言葉が、強く印象に残りました。そういう思いがこめられた唄だからこそ、人の心を静かにゆさぶるのだと思いました。
□素晴らしいひとときを、ありがとうございました。瞽女唄文化を今後も大切にしていきたいと思いました。
□「ごぜ唄」は本当に素晴らしいものでした。唄を唄って下さった萱森さんもおっしゃっていましたが「ごぜ唄」のイメージ雪景色の中、三味線を持って歩いている女の人の後姿。唄もなぜか物悲しい旋律でと思っていましたが、そのイメージががらりと変わりました。本当に力強く、明るく、時にはやさしく語りかける芸を見せて(聞かせて)いただきました。
□楽しいひと時をありがとうございました。素晴らしい「ごぜ歌」でした。最初の朗読の時は感動のあまり涙が出て来ました。何人かの人もすすり泣いていました。初めて「ごぜ歌」を聞いた訳ですが何となくもの悲しく三味線で語り聞かせるモノとしては何と表現して良いのか判りません。語り口も単調で更に三味線の韻律も短調でしたので殆どの皆様が聞きほれて(?)頭を垂れて聞き入っていました。最後の高田のごぜ唄は私の琴線に触れてしまい、映画の画像とも重なり涙が止まりませんでした。


BH_staff.jpgひとつのイベントを行うこと、それは実にいろいろな方の総力です。
ハルさん最後のごぜさん時代を支えた出湯温泉にいらっしゃる二瓶文和さんは、是非公演をご覧いただきたかったお一人。今回の公演でも写真を提供くださったり、お手紙も二度いただなど今回の公演を気にしてくださいました。ごぜさんを知るかたもほとんでご高齢になりました。

たくさんの方のご支援で今回の公演が開催されました。ありがとうございました。

萱森さんがごぜ唄公演で最後におっしゃっていたことばが今回の公演の目的でした。

「お願いがあります。私はごぜ唄は守るのではなく育むつもりでがんばっています。お帰りになられましたらぜひごぜ唄を聞いたよ、こんな唄だったよ。と周りの方にお話してください。」


またいつか皆様とご一緒にごぜ唄をききませんか?
ご意見はこちらにお寄せください。お名前、メールアドレス、電話番号、ご住所をおしらせくださいましたら次回公演のときはご案内いたします。

私もパートナーも今回の4公演を生で聞けませんでした。そのうちどこかで観客として萱森直子さんのごぜ唄をまた聞いてみたいものです。


[今回の公演スタッフ]
舞台監督・照明の斉藤さん、舞台美術の辰巳さん、音響の小野さん、すばらしい面々です。

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2007年12月21日

ごぜ唄が聞こえる公演 vol.1

【一の段】
ごぜ唄公演「ごぜ唄が聞こえる」が2007年12月14~15日に行われました。
ブローダーハウスとの共同企画・制作です。

今年三月の早朝、東名高速道路を走っていたとき、ラジオ番組で偶然ごぜ唄を聞き、胸が高鳴ったのがきっかけだったんです。方言が強く意味がわからない唄でしたが、ずしんとくる響きにハンドルをとられそうになったくらい衝撃的でした。
それまでは、水上勉の書いた「はなれ瞽女おりん」の映画を見た記憶しか私のなかにはありませんでした。

帰京後ネットで調べたら伝承している方が数人いらっしゃることを発見。
一方、旧知の芝居小屋のオーナー(元役者)に、「こんな伝統芸能があるけど東京の舞台でやってみない?」と声をかけたら、いわゆる即ノリだったんです。
越後ごぜ唄伝承者の萱森直子さんのホームページで、最後のごぜさん、小林ハルさんの追悼公演が新潟県出湯温泉のお寺の本堂で催されることを知り、一緒に聴きに行ったのが決定的となりました。
(実はその日に初日の演目が決定してしまいました。)


その後全体の構成を練り、役者を休んでいたパートナーに舞台で朗読をしてもらうことにして、萱森さんのごぜ唄につなげることになりました。朗読では方言も入れながらの脚本となったので新潟県出身の方に指導を受けながら練習を重ねたものです。
また、萱森さんの師匠であった小林ハルさんのことも知ってほしいこともあり、ギャラリーには写真や関連書籍、CD等も用意してご覧いただくことにもしました。

舞台監督、美術、音響はもちろんプロの方が一生懸命準備してくださいました。使った小道具の障子はボロボロだったのを皆できれいにして新しい紙を張ったんです。久しぶりの体験でした。
宣伝も私とパートナーの友人・知人に声をかけたり、新潟関係の団体、歴史研究グループ、ごぜさんの芝居を全国で行っていた劇団文化座の公演にチラシを折り込んでいただいたりしました。


【二の段】
BH_pic.jpgいよいよ公演初日、一階のギャラリーの飾り付けはその週の日曜日に簡単に終わりましたが、二階は朝から舞台づくりです。
ステージを作りや照明を配置、いすを並べていよいよリハーサル。
萱森さんも万一の雪の障害を考慮くださり、開演六時間前には小屋入りくださっていたのです。
照明の位置を決めたり朗読、唄のときの照明パターンを設定。
開演二時間前には準備完了です。


【三の段】
開演一時間前から受付開始の予定でしたが、それ以前にお越しの方もいらっしゃったので予定より早く開場です。二階の劇場入場も10分ほど早めたくらいたくさん来てくださいました。

いよいよ開演です。

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木枯らしの効果音が入り暗転、朗読の荒木明子さんの声が客席に響きます。

「真冬の雪に埋もれた信濃川の土手に、寒さに震えながら、声を限りに唄う幼いこどもの姿がある。・・・・・・・」で開始した15分間の朗読と語りですが、小林ハルさんがお母さんと共有したわずかな年月のことにフォーカスしてお話ししてもらいました。
久しぶりに舞台に上がりやや緊張したそうです。でもさすがです。多くの観客を朗読で泣かせたようです。

BH_kayamori_uta.jpg
いよいよ越後ごぜ唄、萱森さんの登場です。入場から最初の門付けが終わるまでは淡いライトのなかで唄っていただきました。ごぜさんを皆さんで共有したいという気持ちから演出したものです。

門付け唄に続く「段もの」、初日と15日昼公演は「赤垣源蔵」です。ちょうど討ち入りの日、すべて唄うと二時間にもなる大作ですが、二段に分けて35分聞かせてくださいました。

BH_kayamori_talk.jpg合間にはごぜさん、ごぜ唄、ハルさんとの思い出などのお話と、ちょっと楽しい「「鴨緑江節」(もちづくし)が披露されました。

後半の二公演の段ものは「巡礼おつる」です。
この唄も二時間かかるものですが30分少々を聞かせてくださいました。

最後は「たち唄」、いわゆる帰るときに唄うものです。
萱森さんは小林ハルさんの弟子ですが、ハルさんの勧めで杉本シズさんという高田ごぜの方にも教えていただいたこともあり、最後は高田ごぜ唄「しげさ節」で70分間の越後ごぜ唄の舞台は終わりました。

(後編はまた後日・・・・・ブローダーハウス・オーナーのブログにも書かれていますので併せてお読みいただくといいかもしれません。)

2007年12月17日

「ごぜ唄が聞こえる」公演

「ごぜ唄が聞こえる」公演、無事行われました。
12/14に開幕、16日までに4公演行われました。
たくさんの方にご来場いただき大成功、主催者として御礼申し上げます。
詳細は後日ここに書きたいと思っていますが、取り急ぎブログにて写真だけで報告をしておきましょう。

朗読・語りの荒木明子さん
BH_stage_araki.jpg

越後ごぜ唄の萱森直子さん
BH_stage_kayamori.jpg

またごぜ唄を聞きたいという声も寄せられました。
再度聞いていただける機会が作れればいいなぁと思っているところです。
ありがとうございました。

2007年12月09日

「ごぜ唄が聞こえる」公演まで5日

BH_stage.jpg
「ごぜ唄が聞こえる」公演まで5日となりました。
舞台が萱森直子さんのごぜ唄を心待ちにしています。
もうすぐ満席、お早目の予約をお待ちしています。

※12/11現在、15日14時公演は満席です。

2007年10月15日

語り はなれ瞽女おりん

arima.jpg水上先生が愛した おりん
私が愛した おりん
感謝の気持ちを込めて…     有馬稲子

有馬稲子と五つの楽器による 語り はなれ瞽女おりん(作=水上勉 構成・演出=鈴木完一郎)が一年ぶりに福井、浜松で上演されました。
そして今回の最後の公演は10月 21日(日) に東京・杉並公会堂で行われます。
有馬稲子が1980年以来の舞台「はなれ瞽女おりん」はこれまでに600回近く全国を回り、1991年には念願のロンドン公演で成功を収めました。
ここのところは年一回数箇所の公演のようです。

流浪するおりんとピアノ、マリンバ、ヴァイオリン、チェロ、クラリネットの音色がどう表現されるのか、映画とは違うおもしろい舞台です。

2007年10月07日

ごぜ唄が聞こえる 予定演目

12月公演の演目(予定)が決まりました。(70分)
いずれの公演も門付け唄「瞽女松坂」からスタートになります。

14日19:00&15日14:00
祭文松坂「赤垣源蔵」(忠臣蔵外伝) 他

元禄15年12月15日未明(1703年1月31日未明)、47人の赤穂浪士は本所松阪の吉良義央の屋敷に討ち入りました。
ちょうどその日に当たる14日と15日昼公演では、映画や歌舞伎でおなじみの「赤垣源蔵」をお楽しみいただけます。


15日18:00&16日14:00 
祭文松坂「巡礼おつる」(阿波の徳島十郎兵衛) 他

おなじみの段モノでお楽しみいただけます。

♪♪ご予約はこちらから お願いします。

2007年09月01日

ごぜ唄が聞こえる 予約開始

gozeflyer_a_s.jpg「ごぜ唄が聞こえる」の予約が9月1日より始まりました。
小さな会場なので早目の予約をおすすめします。
詳細は公演に関するウエブサイトをご覧下さい。

前回エントリーの映画「ふみ子の海」は、10月6日に東京ほか主要大都市で封切りとなることに決まりました。同時に新潟県各地においても、10月から12月にかけて上映されることになりました。

前々エントリーで紹介した劇団文化座の芝居「瞽女さ、きてくんない」(11/3-5東京・北千住シアター1010)の一般予約は、9月3日に始まります。
こちらの予約方法は劇団文化座北千住シアター1010のHPに掲載されています。

「ふみ子の海」「瞽女さ、きてくんない」でごぜ文化をご覧になり、その一ヶ月後に本物の伝統芸能をご覧いただけると、すばらしい体験となるでしょう。
ご予約お待ちしています。

2007年08月05日

ふみ子の海

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fumiko_m.jpg『母ちゃん、海ってきれいだ……』
"きれい"という言葉を、目の見えない人が使ったら、おかしいですか?
それが、この映画のテーマです。

「ふみ子の海」が10月6日に封切りとなります。(13日からとなりました)
東京/シネスイッチ銀座 TEL : 03-3561-0707
札幌/シアターキノ
名古屋/シネマスコーレ
岡山/シネマ・クレール
福岡/シネテリエ天神
京都/京都シネマ
大阪/梅田ガーデンシネマ
神戸/シネカノン神戸
他にて、全国順次公開予定!

映画のなかでは文化座の皆さんが、高田瞽女を見事に演じています。そして、ごぜ唄の代表である「葛の葉子別れ」「松前」「磯節」を聞くことができます。
地味な映画ですが楽しみです。

2007年07月29日

瞽女さ、きてくんない

bunkaza0711.jpg1997年に劇団文化座によって初演となった「瞽女さ、きてくんない」が9月地方公演で再演されることになりました。
11日の北九州市を皮切りに九州各地で公演されることになりました。

劇団代表の佐々木愛さんをはじめ40名近くの劇団員が、瞽女文化最盛期から衰退期を通して瞽女文化の変遷を表現してくれると思います。


また、11月3日(土)-5日(月)には東京・北千住(シアター1010)での公演もあります。
瞽女文化を芝居を通じてふれてみませんか。

その一ヶ月後には越後ごぜ唄伝承者である萱森直子さんの公演があります。

11月-12月は、文化を知る2007年締めくくりの二ヶ月になりそうです。


2007年05月19日

ごぜと郷土史

大宮郷土史研究会の例会でごぜ唄が取り上げられます。会則に賛同される方はどなたでも入会できるそうです。

(以下研究会案内を引用)
6月2日(土)例会
 13:30~15:30 大宮区役所多目的室
 小越昭良会員「瞽女について」
瞽女は、宮原地区にも来ていました。瞽女宿となった家やその足跡を訪ねたこと、テープに収めた瞽女歌も披露する予定です。

2007年04月28日

萱森直子コンサート

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最後の瞽女(ごぜ)さんといわれた小林ハルさんが105歳でなくなってまる二年。
命日の25日にあわせて4月22日に新潟県阿賀野市出湯温泉の華報寺本堂において「萱森直子ごぜ唄コンサート」が開かれました。
ハルさん最後のお弟子さんとして師事、三味線教室を開きながらごぜ唄継承に活躍する方の舞台です。
80人を超える観客が参加、「心で聞く」・・・という公演キャッチにふさわしいものとなりました。
演目は、門付け唄の「瞽女松坂」から始まり、「巡礼お鶴」一の段と三の段、「出雲節-梅のくどき-」、最後に「越後追分」の90分。途中、師匠の小林ハルさんとのエピソードの紹介もありあっという間でした。


萱森さんには、年末の12月東京での公演を行っていただくこととなりました。ぜひ多くの方に日本の伝統芸能「」に触れてほしいものです。