2007年06月10日

ハルさんのお墓

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福島県、山形県、新潟県の三県にまたがる飯豊山地(いいでさんち)の藤十郎山に源を発する胎内川。
アイヌ語が語源で「清い水が流れるところ」という意味だそうです。
その穏やかに流れる胎内川を正面に望むように小林ハルさんは眠っています。
ハルさんは、平成17年(2005)4月25日、盲人のための特別養護老人ホーム「胎内やすらぎの家」で眠りにつきました。享年105歳。
やすらぎの家から車で5分という近さです。

墓石には戒名「無量院春芳慈聲大姉」が刻まれています。

2007年05月20日

小林ハルの人生

book_saigono_2.jpg最後の瞽女
小林ハルの人生

税込価格 :1,890 (本体 :1,800)
出版 : 文芸社
サイズ : 四六判 / 383p
ISBN : 4-8355-1037-2
発行年月 : 2000.11


「おらの目が見えないのがいっち悪いんだ」 差別に耐えながら、生きるためにうたいつづけた人間国宝・
盲目の旅芸人の過酷な生涯を綴ったノンフィクション。
柏樹社1981年刊「次の世は虫になっても」の改題増補。


2007年04月29日

郷土文化伝習館

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ごぜ文化に関する資料は新潟各地の郷土館、歴史館に収蔵されています。
胎内市・旧黒川村には「郷土文化伝習館」があり、ごぜをはじめ、記録作成等の措置を講ずべき無形文化財保持者(通称:人間国宝)の小林ハルさんに関する資料が展示されています。
無形文化財認証通知や表彰状、記念品、ハルさんの持ち物、写真、書籍・小冊子等があり、ハルさんを知るには最適な施設です。

新潟県胎内市下赤谷387(旧:黒川村)
アクセス
[ 電車 ]JR羽越本線中条駅よりバス胎内温泉湯元行きで「樽ヶ橋」下車徒歩3分
 [ 車 ]日本海東北自動車道中条ICより国道7号線経由で10分
郷土文化伝習館
【開】8:30~17:00
【休】12/1~3/31
【料】大人200円  高校生150円 小中学生100円
※胎内市は平成17年9月に中条町と黒川村の統合によって生まれました。

2007年04月20日

鋼の女

book_haganenoonna.jpg鋼の女 最後の瞽女・小林ハル

著者/下重 暁子
集英社 650円(税込)

江戸時代に組織された瞽女集団の最後の一人、人間国宝・小林ハル。
三味線ひとつで各地を渡り歩き、唄を披露して報酬を得た盲目の旅芸人である。
1900年に生まれ、生後間もなく失明した彼女は、6歳で瞽女に弟子入りし、厳しい修業に耐え、不屈の精神で瞽女唄の第一人者となった―。
光なき世界で極めた芸と20世紀の生き証人ともいえる生涯を綿密な取材をもとに描くノンフィクション。

最後の瞽女 小林ハル

book_saigonogoze.jpg最後の瞽女 小林ハル  光を求めた一〇五歳
語り/小林 ハル
構成/川野 楠己
(NHK出版 ¥1,680 税込)

風雪に耐えて生きた。
小林ハルの瞽女(ごぜ)唄が聞こえる。
400年もの昔から視覚に障害を持つ女性たちによって伝承されてきた「瞽女唄」。最後の瞽女といわれた旅芸人小林ハルの磨き上げられたその芸は、まさに無形文化財の名にふさわしいものだった。2005年4月、105歳でこの世を去った小林ハルの生涯をドキュメントタッチで描く。

◇瞽女(ごぜ)さんたちは眼が見えないハンディとそれ故の差別のなかで耐えて生きてきた。しかし、かつての日本には彼女たちの唄と三味線を心から待ち、暖かく受け入れる人々と社会もあった。
越後の瞽女さん・小林ハルのことばは一つ一つ身に沁みる。
この本を支えるのは、筆者の限りなく深い視覚障害者への敬愛の情である。 ...........国立歴史民族博物館名誉教授 小島美子