2009年02月25日

弐の段 葛の葉子別れ

弐の段   葛の葉子別れ
2月13日(金)19時  14日(土)14時・18時  15日(日)14時 

出演 側見民雄  松谷有梨  かわせみ座
脚本 枝厚    脚色・演出・照明 辰巳次郎    音響 高橋清志
墨筆協力 横田岳史 (航書会)

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村上天皇の時代、河内国の豪族の石川悪右衛門は妻の病気をなおすため、兄の蘆屋道満の占いによって、和泉国和泉郡の信太の森(現在の大阪府和泉市)に行き、メス野狐の生き肝を得ようとする。
摂津国東生郡の安倍野(現在の大阪府大阪市阿倍野区)に住んでいた安倍郡司・保名が信太の森を訪れた際、悪右衛門の家来の狩人に追われていたメス白狐を助けてやるが、その際、保名は大怪我を負わされる。

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そこに葛の葉という女性が現れ保名を介抱して自宅に連れて行き介抱する。
保名は、そのまま、信太の森の葛の葉の家に住み着き、武士を捨て百姓となり、いつしか二人の間に童子丸という子供をもうける。
童子丸が5歳のとき、葛の葉の正体が保名に助けられたメス白狐であることが知れてしまい、次の一首を残して、葛の葉は狐に戻ってひとり森に去っていく。

恋しくば たつ禰ねて(訪ねて)来て見よ
   和泉なる 信太の森のうらみ 葛乃葉

この童子丸が、陰陽師として知られるのちの安倍晴明である。
数年後、童子丸は当時の天皇の病気が天皇の寝所の床下に生息している蛇と蛙のにらみ合いによる、邪気のせいである事を知り、蛇と蛙を退治して、天皇の病を治し、陰陽頭に任ぜられる。
しかし、前職の蘆屋道満に讒奏され、占いの力くらべをすることになり、結局これを負かして、晴明は天文博士となった。

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朗読だけでなく、かわせみ座さんの人形が加わり立体的な空間が深まった舞台でした。
さすがにベテランのお二人、ぐぐっと迫る迫力の朗読でした。
松谷有梨さんは演劇集団「ファンタスティック・デリバー」を主宰、4月に朗読、11月にお芝居が計画されています。
側見民雄さんはPACの講師も勤めながら朗読やお芝居で活躍されています。またご一緒したい方々です。

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