2008年05月25日

ごぜ芸能まつり

heda080524_0.jpg

沼津市戸田(へだ)観光協会主催による「ごぜ芸能まつり」が、5月24日(土)に静岡県沼津市戸田中学校体育館で開かれました。いいお天気だったら御浜岬公園で行われる予定でしたが、あいにくの悪天候で屋内での開催となたのです。
ここ戸田は「高足かに」や深海魚で有名な港。高足かにの季節は終わったようです。

ごぜを手厚く葬った先祖の心を頭彰し、その素晴らしい精神文化を広めることを目的に実施され100名近くの参加で三時間を楽しみました。
ごぜ唄は萱森直子さんのお弟子さんで4月の出湯温泉でのコンサートでも活躍した九州在住の北村紋子さん
門付け唄である「瞽女松坂」、祭文松坂から「巡礼おつる」、ちょっと楽しい「鴨緑江節」(もちづくし)が披露されました。
堂々とした唄いっぷりで素敵な唄を聞かせてくださいました。

heda080524_1.jpg戸田から修善寺への山越えの途中にある戸田峠には「瞽女観音」が置かれています。
昔、大雪にあって遭難した瞽女さんを、戸田の方々が手厚く葬ったという伝えを背景に、旅人の安全を祈念して塚を置いたそうです。
今では、盲目の身で厳しい芸を修め、女の歓び悲しみを越えて生きた芸道の祖として、芸事が上達すると伝えられ、芸能人の信仰が厚いようです。

「ごぜ芸能まつり」が始まる前には、この大雪で亡くなった瞽女さん、旅の途中で病気などで亡くなった瞽女さんの冥福を祈る法要も開かれ、来場者はお参りしてから席に着くという流れでした。

瞽女というとまず新潟が思い出されますが、静岡、山梨周辺でも比較的大きな組もあり、瞽女さんがいろいろな所で活躍したそうです。

heda080524_2.jpg

2008年05月11日

斎藤真一心の美術館

msaito.jpg瞽女さんといえば山形県天童市にある斎藤真一心の美術館「出羽桜美術館別館」でたくさんの絵をみることができます。
今年は、3月13日~ 7月13日の間、「越後瞽女日記」が展示されています。
多くの瞽女の遍歴した足跡を記録されました。
そして瞽女の心象の世界を描き続け独自の画境を生みだしました。
劇団文化座の「瞽女さ、来てくんない」公演チラシの絵は斉藤真一氏によるものです。

機会があればぜひお立ち寄りください。
ごぜ文化の一端を知ることもできるでしょう。