2008年06月21日
映画「ICHI」
盲目の彼女の武器は、剣を仕組んだ杖
旅をするのもひとり
眠るのもひとり
2008年10月25日(土)全国ロードショーが決まりました。
映画の中では瞽女文化を垣間見ることが出きます。
特製“耳掻き”付前売り鑑賞券が発売されています。
1,300円(当日一般 1,800円)
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2008年06月21日
盲目の彼女の武器は、剣を仕組んだ杖
旅をするのもひとり
眠るのもひとり
2008年10月25日(土)全国ロードショーが決まりました。
映画の中では瞽女文化を垣間見ることが出きます。
特製“耳掻き”付前売り鑑賞券が発売されています。
1,300円(当日一般 1,800円)
2008年05月25日

沼津市戸田(へだ)観光協会主催による「ごぜ芸能まつり」が、5月24日(土)に静岡県沼津市戸田中学校体育館で開かれました。いいお天気だったら御浜岬公園で行われる予定でしたが、あいにくの悪天候で屋内での開催となたのです。
ここ戸田は「高足かに」や深海魚で有名な港。高足かにの季節は終わったようです。
ごぜを手厚く葬った先祖の心を頭彰し、その素晴らしい精神文化を広めることを目的に実施され100名近くの参加で三時間を楽しみました。
ごぜ唄は萱森直子さんのお弟子さんで4月の出湯温泉でのコンサートでも活躍した九州在住の北村紋子さん。
門付け唄である「瞽女松坂」、祭文松坂から「巡礼おつる」、ちょっと楽しい「鴨緑江節」(もちづくし)が披露されました。
堂々とした唄いっぷりで素敵な唄を聞かせてくださいました。
戸田から修善寺への山越えの途中にある戸田峠には「瞽女観音」が置かれています。
昔、大雪にあって遭難した瞽女さんを、戸田の方々が手厚く葬ったという伝えを背景に、旅人の安全を祈念して塚を置いたそうです。
今では、盲目の身で厳しい芸を修め、女の歓び悲しみを越えて生きた芸道の祖として、芸事が上達すると伝えられ、芸能人の信仰が厚いようです。
「ごぜ芸能まつり」が始まる前には、この大雪で亡くなった瞽女さん、旅の途中で病気などで亡くなった瞽女さんの冥福を祈る法要も開かれ、来場者はお参りしてから席に着くという流れでした。
瞽女というとまず新潟が思い出されますが、静岡、山梨周辺でも比較的大きな組もあり、瞽女さんがいろいろな所で活躍したそうです。

2008年05月11日
瞽女さんといえば山形県天童市にある斎藤真一心の美術館「出羽桜美術館別館」でたくさんの絵をみることができます。
今年は、3月13日~ 7月13日の間、斉藤真一「越後瞽女日記」が展示されています。
多くの瞽女の遍歴した足跡を記録されました。
そして瞽女の心象の世界を描き続け独自の画境を生みだしました。
劇団文化座の「瞽女さ、来てくんない」公演チラシの絵は斉藤真一氏によるものです。
機会があればぜひお立ち寄りください。
ごぜ文化の一端を知ることもできるでしょう。
2008年04月22日
第2回「心で聴く」 -越後瞽女唄コンサート- が新潟県で最も古く歴史ある出湯温泉(阿賀野市)で開かれました。
第一部は出湯温泉を象徴する華報寺の本堂で80人ほどの参加で行われ、門付け唄から始まり、祭文松坂「石童丸」の一段と二段が萱森直子さんとお弟子さんの北村紋子さんによってごぜ唄が披露されました。
特に今回は二人の出演、滅多に聴けない「瞽女まんざい」も楽しむこともできました。

第二部は場所を歴史ある旅館「清廣館」の広間に移し、出湯温泉宿泊客20名を対象に行われました。
萱森さんと皆さんで楽しく語らうことをメインとし、石童丸三段が唄われました。
あいにくビデオ撮影のための照明がはいってしまい興醒めでしたが、昔のごぜ宿の雰囲気が再現された二時間余りの楽しい第二部となりました。
昔は夜になるとごぜ宿として提供された民家に村々の人たちが集まり、ごぜさんの唄や他の土地の話を聞いたりして楽しんだのでしょう。
まさにごぜ宿再現コンサートとなりました。
第3回「心で聴く」も実現できると思います。
ぜひ来年4月(予定)にはより多くの方と出湯温泉でお会いしたいものです。
<ご参考>一緒に参加された方のコラムが小千谷新聞に掲載されています。
2008年04月01日
平成20年5月24日(土)午後6時より、静岡県沼津市・御浜岬公園で開催です。
萱森直子さんが出演されます。
(※萱森さんの出演は中止となりましたが、萱森さんのお弟子さんである北村紋子さんが唄うことになりました:4/21修正)
問合せは TEL:0558-94-3115
(沼津市戸田観光協会主催「戸田温泉スプリングフェスタ」の一環です)
2008年03月20日
出湯温泉での「第2回心で聴く」では石童丸が演目としてはいりました。
歌舞伎、浄瑠璃、謡曲、説経節・・・ いろいろな場面で取りいれられているお話です。
どんな内容か簡単に記しておきましょう。
◇ ◇
石童丸の父、加藤左衛門繁氏(しげうじ)は、筑紫の国の領主でしたが、ある時世をはかなんで家を捨てて出家します。
京都で法然上人の弟子となり、ついで高野山に登り、苅萱道心と称して修業の生活に入りました。
父の出家直後に石童丸が生まれました。
十四歳のとき、石童丸は父が高野山で出家していることを知り、父に会いたい一心で、母と共に高野に向かいました。しかし高野は女人禁制。やむなく一人で山に登った石童丸は、やがて御廟の橋で一人の僧と出会います。
実はこの僧こそ、石童丸の父、苅萱道心でした。
しかし苅萱はいま修行の身。あえて「そなたの父は死んだ」と石童丸に偽って告げます。
石童丸が山を降りその旨を母に告げると、母は嘆き亡くなります。
母を弔った後、石童丸は再び高野山に上って苅萱道心(実は父)の弟子になりましたが、生涯父子の名乗りをすることはありませんでした。
◇ ◇
瞽女唄でも最も人気があった唄のひとつといわれています。
当日は全三段を楽しむことができます。
新潟県阿賀野市出湯温泉の女将さんの「出湯華の会」主催による『第2回 心で聴く -萱森直子 ごぜ唄コンサート』 が、昨年(4/22)に引き続き4月に最後の瞽女さん小林ハルさん縁の地である出湯温泉において開催されます。
第2回 心で聴く (新潟県阿賀野市出湯温泉 華の会)
2008年4月19日(土)
弟一部 15:00~ 『萱森直子 ごぜ唄コンサート』 華報寺本堂
お弟子さんの北村紋子さんが共演します
定員80~100人
1000円(宿泊する人は500円)
門づけうた(萱森、北村)
祭文松坂・
石童丸 一の段(北村)
ごぜ万歳(萱森・北村)
石童丸 二の段(萱森)
たちうた(萱森)
第二部 19:30~ 『萱森直子さんと瞽女唄を語る』 清廣館 広間
定員30~40人(宿泊者限定無料)
石童丸 三の段
後は気楽にお話しましょう!
詳細はこちらです。
チケット販売は4月1日開始予定
[お問い合わせ]
出湯華の会 旅館珍生館
電話0250-62-3726 (10時~18時)
※3/20 予定演目追記
2008年02月03日

NHK「新日本紀行ふたたび 瞽女(ごぜ)うたが聞こえる」が放送されました。(2/23修正・追加)

瞽女(ごぜ)うたが聞こえる ~新潟県 上越地方~ 新日本紀行の放送/1972年(昭和47年)
本放送:2月23日(土)午前11:00~11:34
再放送:3月2日(日)午前4:20~4:54
※近畿地方、中国地方、愛媛県は別番組
三味線を弾きながら歌や物語を聴かせて歩く、盲目の旅芸人、ごぜ(瞽女)。
上越北陸地方を中心に室町の昔から存在した。中でも新潟県上越市高田の「高田瞽女」は、組織の大きさと近年まで活動を続けた瞽女さんたちによって、とりわけ名を知られている。
昭和47年に放送された新日本紀行「ごぜの道」では、当時まだ頼みに応じて演奏していた高田瞽女の杉本キクイさん、シズさんらをはじめ、かつての瞽女宿の主人などを紹介し、地域の生活や人々の記憶に溶け込んでいる「瞽女」を描き出した。
それから36年。現代に瞽女と呼ばれる人はいなくなった。しかし今、その伝統芸を絶やすまいと、様々な人が活動を始めている。番組では、長岡瞽女の小林ハルさんと高田瞽女の杉本シズさんに「瞽女唄」を習い受けた新潟市の萱森直子さん(49歳)の活動を軸に、上越地方の風土と人々の暮らしぶりを伝える。
(NHKホームページより引用)
過去を照らしながらも、萱森直子さんのごぜ唄を育みたいという思いがこの番組で表現されています。
2008年01月06日
新潟平野を見下ろす五頭山の麓に広がる新潟県・五頭温泉郷。
3つの異なる温泉にに18軒の宿が集う静かな温泉街です。
2ヶ所の露天風呂(公共)と3ヶ所の公共浴場を湯めぐりすることができます。
出湯温泉は最後の瞽女さんとして小林ハルさんが住んだところ。
ここで萱森直子さんのごぜ唄を聞くことができます。もちろん定期的なライブをしているわけではないのですが、出湯温泉に宿泊の時に萱森さんをお呼びして何人かで楽しむこともできます。
今年は出湯温泉でごぜ唄を聞く「泊りがけのイベント」でもやりたいものです。
実現するかどうかわかりませんが、ぜひ参加してみたいという方はこちらからお知らせください。
温泉に入って、ごぜ唄を聞き、楽しく語りながら山の幸を楽しむ・・・・どうでしょうか?
2008年01月01日
門付け唄「瞽女松坂」で2008年はスタートしました。
今年もよろしくお願いいたします。
2007年12月23日
【五の段】
「ごぜ唄が聞ける」にお越しいただいた方が、ご自身のブログ等に今回の公演について書き綴ってくださっています。
ぜひお時間があるときにでもお訪ねください。

PentHauseだより 瞽女唄が聞こえる(1) 2007/12/20
今回のイベントのパートナーの小屋主ブログ、芝居とごぜ唄と猫が満載です。
「BoRN To be LIGHT...?」 ごぜ唄が聞こえる 2007/12/20
歌舞伎、能等の古典に詳しく、幅広く活動されているmamiさんのブログですが、今回のごぜ唄に関するエントリー以外にも勉強になる内容が多く、毎回楽しみに覗いているブログです。
三味線奏者・月岡祐紀子ウェブ にちにち日記 2007.12.15
小林ハルさんにも師事した経験を持つ素敵な若手ごぜ唄伝承者です。
さゆり日記 歌い手の原点を再確認しました 2007/12/16
15日昼の部にご来場くださった石川さゆりさんもブログにも記してくださいました。
酒中日記 ごぜ唄が聞こえる 2007/12/15
劇団文化座公演「ごぜさ、きてくんない」 についてもブログのなかでふれています。
はっぴーぷりんせすらうんじ 12/14 2007/12/14
アーティストコーチ sirius 使命 2007/12/16
2007年12月22日
【四の段】
無事四日間の公演が終わりました。会場となったブローダーハウスは、通常芝居の場合多くても50席程度のスペースしかないのですが、今回は動きの少ない公演なので舞台を狭くして客席を多くとりました。
それでも狭い思いをさせてしまい申し訳ない気持ちです。
全公演で245名の方がおこしくださいました。
予約をいただいた電話では昔のごぜさんとの思い出を語ってくださった方、ご自身の役者人生がごぜ唄を聴いたことで決まった方のお話を伺いました。
西は大阪、京都、名古屋から、北は群馬県、栃木県からお越しの方もいらっしゃいました。もちろんごぜ唄を知らない方が大部分でしょうか。
ご自分の勉強のためと石川さゆりさん(祝・平成19年度芸術祭大賞受賞)、同じごぜ唄を伝承していらっしゃる若手の代表月岡祐紀子さん、 劇団文化座の公演「瞽女さ、きてくんない」で好演された阿部敦子さん、さらに近藤正臣さんにもお越しいただきました。
あとでいただいたかたがたのメールからの感想を一部掲載しましょう。
□「ごぜ唄」、心に残る唄、三味線でした。段もん、ごぜ唄も地面を這ってくるような強さを感じました。
□会場にお伺いして 瞽女が、 小林ハルさんが 多くの方々の中にいまだに生きておられることを改めて確認いたしました。実にうれしいひと時でした。ありがとうございました。
□初めて「ごぜ唄」を聞いて、感動を受けました。本当に聞いて良かったと思いました。□朗読ですっかり感動してしまいました。
すばらしかったです。
□「ごぜ唄が聞こえる」は、感銘深いものでした。”ごぜ”の何たるかも知りませんでしたが、ついこの前までこういう人たちが悲運を芸に昇華してく生きていたのですね。萱森直子さんは情熱を温かい人柄に包み込み、魅力的でした。
□小林ハルさんの生涯も泣かせていただきました。萱森さんの優しい話声と唄とのギャップがなかなか。「お客さんには楽しいんでもらえたかの」のハルさんの言葉が、強く印象に残りました。そういう思いがこめられた唄だからこそ、人の心を静かにゆさぶるのだと思いました。
□素晴らしいひとときを、ありがとうございました。瞽女唄文化を今後も大切にしていきたいと思いました。
□「ごぜ唄」は本当に素晴らしいものでした。唄を唄って下さった萱森さんもおっしゃっていましたが「ごぜ唄」のイメージ雪景色の中、三味線を持って歩いている女の人の後姿。唄もなぜか物悲しい旋律でと思っていましたが、そのイメージががらりと変わりました。本当に力強く、明るく、時にはやさしく語りかける芸を見せて(聞かせて)いただきました。
□楽しいひと時をありがとうございました。素晴らしい「ごぜ歌」でした。最初の朗読の時は感動のあまり涙が出て来ました。何人かの人もすすり泣いていました。初めて「ごぜ歌」を聞いた訳ですが何となくもの悲しく三味線で語り聞かせるモノとしては何と表現して良いのか判りません。語り口も単調で更に三味線の韻律も短調でしたので殆どの皆様が聞きほれて(?)頭を垂れて聞き入っていました。最後の高田のごぜ唄は私の琴線に触れてしまい、映画の画像とも重なり涙が止まりませんでした。
ひとつのイベントを行うこと、それは実にいろいろな方の総力です。
ハルさん最後のごぜさん時代を支えた出湯温泉にいらっしゃる二瓶文和さんは、是非公演をご覧いただきたかったお一人。今回の公演でも写真を提供くださったり、お手紙も二度いただなど今回の公演を気にしてくださいました。ごぜさんを知るかたもほとんでご高齢になりました。
たくさんの方のご支援で今回の公演が開催されました。ありがとうございました。
萱森さんがごぜ唄公演で最後におっしゃっていたことばが今回の公演の目的でした。
「お願いがあります。私はごぜ唄は守るのではなく育むつもりでがんばっています。お帰りになられましたらぜひごぜ唄を聞いたよ、こんな唄だったよ。と周りの方にお話してください。」
またいつか皆様とご一緒にごぜ唄をききませんか?
ご意見はこちらにお寄せください。お名前、メールアドレス、電話番号、ご住所をおしらせくださいましたら次回公演のときはご案内いたします。
私もパートナーも今回の4公演を生で聞けませんでした。そのうちどこかで観客として萱森直子さんのごぜ唄をまた聞いてみたいものです。
[今回の公演スタッフ]
舞台監督・照明の斉藤さん、舞台美術の辰巳さん、音響の小野さん、すばらしい面々です。
