●No.796 お目当て

新宿末廣亭四月下席、お目当ては柳家さん喬師匠。そして柳家権太楼師匠。
もちろん五代目小さん門下。古典落語の真髄を聞かせてくれる一門だ。
新宿末廣亭で二人が同時に高座に上がることはそれほど多くない。
昼席から入れ替え無しの九時間コース。ラインアップもすごいメンバー。
色物はめずらしいところで太田家元九郎の津軽三味線、二楽、正楽の紙きりが楽しい。
ベテランの円歌、円蔵、金馬が会場を沸かせる。
六代目小さんもいい味を出している。
寄席を生活の場にしているくらい出演回数がダントツの権太楼師匠。
いい話を聞かせてくれる第一人者だ。四月下席も五月も毎日二回の高座を務める。
やはりトリはタップリ聞かせてくれる。寄席での落語は通常10-15分だが、トリは30分。
30分聞けることはホール落語では多いが寄席ではトリだけ。
昼の金馬、夜のさん喬が楽しませてくれた。




公私にわたって30年来お付き合いをいただいている大学名誉教授のS先生が「学士院会員」に就任され、その祝賀会、記念講演会が先週末にホテル・オークラで開かれた。