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2006年11月11日

●No.685 上海蟹

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この時季の香港といえば、何といっても「上海蟹」だ。名前のとおり上海が名産地だが、香港でも10月から12月は旬の代表的食材となる。もともとは中国蘇州市にある陽澄湖生まれらしい。

生姜の糸切りを入れた黒酢で味を付けて食べるが、中国医学(薬膳)の考えでは、蟹は体を冷やす性質の食べ物であり、体を温める作用のある生姜と酢で、バランスをとることを目的としているそうだ。

わざわざ香港まで上海蟹を食べに出かけるというのも贅沢なこと。首都圏の高級中国料理店へ行き5,000円も出せば新鮮な上海蟹を食べることはできるのだ。
そこは「旅」、過程や周辺も楽しいのだ。したがって高いコストをかける。

お仕着せでない、旅の苦しさや楽しさはやっばり格別だ。
もちろん蟹は美味しく、まさに至福の喜びを満喫できた久しぶりの香港だった。

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