●No.635-6 京都駅ビル
何度来ても今の京都駅にはガッカリする。
駅といえば顔であり都市を代表するものである。
東京駅ビルなら違和感はないが、京都駅ビルとしての品格が全く感じられない。
平安遷都1200年記念事業として駅ビルの改築が実行された。
現在の駅舎は4代目に当たる。
基本コンセプトは「文化の香りと躍動する町のメディアとしての駅」だった。
国際コンペなどを経て、原広司(東大教授、梅田スカイビルや札幌ドームの設計者)による設計で1997年に現在のガラスの駅ビルが竣工した。
論争が沸き起こったのは高さのみならず、巨大な船のように市街地に横たわったボリュームやガラス張りのデザインに関しても、当初から古都の景観を損ねるという意見が続出した。
もともと京都という土地は古いものだけを大事にし、大変保守的だと思われている。
だが実はそうではなく、新しいものを柔軟に取り入れるという気風が伝統的にあり、その代表が画期的デザインの京都タワーだ。
しかし、全体的調和というものを考えると、やはりシックリしないデザインなのだ。
どうも好きになれない駅だ。
コメント
烏間口もすっかり変わりましたよね。駅ビルには桂花ラーメンが入っていたのにも驚きました。(関西唯一では???)
>全体的調和というものを考えると
欧州と比べて決定的に欠けているのがこの視点なんですよね。戦争で焼けちまったせいもあるのでしょうが、日本の地方政令都市何てどこも東京の縮小コピー。東海道新幹線で西に下るとどこの駅前の車窓も似たような風景でいぶかしく思った外国人もいたそうです。
九州新幹線の新玉名駅何かは、「らしくない」ひなびた造りにする予定だそうですが、30年位前にそういうムーブメントがあって然るべきだったように思います。
Posted by: tsubamerailstar | 2006年07月10日 21:24
> tsubamerailstarさん、 駅ビルの桂花ラーメンは気づきませんでした。食べたかった・・・
かつては土地の顔役であった駅長さんが自慢できるような駅であってほしいものですね。
Posted by: edaats | 2006年07月11日 08:49