●No.484 大船観音

JR東海道線に大船という駅がある。鎌倉市だが大船市と理解している人も多い。その大船駅の近くの小高い山に穏やかに眼下をごらんになられる観音像がある。「大船観音寺」だ。1929年(昭和4)に永遠平和のために地元有志が大船観音の建立に着手、1934年に像の輪郭ができあがった。その後、戦争により未完のままになっていたのを、戦後、曹洞宗管長高階りゅう仙禅師らが中心となり財団法人大船観音協会を設立し、1961年に現在の像に完成させた。
子供のころ国府津から新橋まで東海道線に乗る機会が多かったが、観音様が見えるとちょうど半分だと思ったものだった。「もう少しで横浜、東京。気を付けて!」とやさしく語りかけているように見える観音様だ。□