●No.241 ウニ弁当
国内駅弁即売会のイベントが時々デパートであるが、ウニ弁を買ってみた。塩ウニ(雲丹)でチョコンと鎮座している。苫小牧のウニ丼は豪華らしいがそれはなかった。ウニは生のものは「海胆」または「海栗」と書き、卵巣を塩や酒で練ったものは「雲丹」と書くそうだ。英語では"Sea-urchin"(海のわんぱく坊主)。
日常食べるのはウニの生殖巣(オスなら精巣、メスなら卵巣)で、産卵期直前の成熟したころが最盛期になる。昆布の旨味でもあるグルタミン酸・アルギン酸が豊富で、ビタミンA、ビタミンB1、B2など肌を美しく保ち、脳の働きを活発にする栄養素を含むそうだ。とは言ってもいつもいつも食することができるほど安くはないのであまり意味を持たないかもしれない。
ウニは殻から取り出すと柔らかくなり、5日もすると溶けて形が悪く。そのため見た目の良いウニを保つために濃度の高いミョウバン水を通し、ウニが溶けるのを防いでいるようだ。したがってミョウバンの苦味がウニの風味だと思っている方も多い。見た目を大事にする消費者がもたらした弊害だ。