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2004年09月18日

●No.230 鎌倉

040918.jpg古都鎌倉の休日は多くの人で賑わい静寂さはまったくない。斜め上に目線を向けていればそこは緑多き古都だが、普段の目線にもどすと浅草のようだ。

すっかり名物となった人力車が脇を通る。娘たちが楽しそうに乗っている。
視神経が捉えた画像をモノクロに変換すると、ちょっと古いがまるで無法松の世界だ。

鶴岡八幡宮から鎌倉駅にいたる小町通りはいわばメインストリート、鎌倉彫りの販売店をはじめお洒落なお店が並んでいる。ちょっと小路に入るとこじんまりとした小料理屋がいくつかある。何となく小綺麗な店があった。軒先の隙間から入り込んだ沈む夕陽の光が、石畳上の打水に反射してる。

店のノレンをかきわけ店内をのぞくと、和服姿の店主が迎える。間髪いれずに「ビールを。」
ささやかだが至福の「時」を感じた初秋の日だった。