●No.209 栗の実
毎日通る道路の脇に栗林がある。すでにここ一週間で実をつけた。
日本人は古くから栗を豊作や勝利を祈願する「縁起物」として祭っていたようだ。『古事記』『徒然草』などの古典文学作品にも、縁起物の栗が数多く記述されている。お伽噺『サル・カニ合戦』でも、栗は正義の味方である。
日本以外では地中海沿岸諸国や中国で栽培されている。イタリアでは栗祭りなんてものがあるそうだ。中国の露天で売られているのが「天津甘栗」。日本も露天で売られていることが多い。ヘルシーなことで若い女性の大好物になっているそうだ。
秋までまだ時間があるが、通勤途上のくりの木をしみじみ眺めていたら、栗ごはん、栗きんとん、栗ようかん、栗かのこを思い出してしまった。