●No.44 八田與一眠る

烏山頭水庫(ダム)のすぐそばに眠る八田與一氏のお墓参りと今年完成した紀念室訪問の目的で、中華民國台湾の台南市へ行ってきた。
八田與一は1886年、金沢市に生まれ、東大・土木工学を卒業後、24歳の時(1910年)に台湾総督府土木局につとめた。 56歳で亡くなるまでほぼ全生涯を台湾に住み、台湾のために尽くした。 彼は、当時アジア一といわれた烏山頭ダムと1万6000キロにおよぶ灌漑用水路の建設(1920年着工10年を要した大規模土木事業)にあたり、人情味のある現場責任者として農民に慕われた。今でも毎年5月8日、神榊のごとく幕っていた八田輿一のために現地の人々によって追悼式が行われている。また本年彼にまつわる資料を展示する立派な紀念室が完成した。
ご夫婦の墓石の前には既に何組かの方によるお花が飾られていた。
詳細はホームページに載せるつもりだが、日本時代にこんな日本人がいたことを埋もれさせてはいけないと強く思う。
彼のことについては、 萬晩報主宰の伴武澄氏および通信員の岩間孝夫氏が書いているので参考にされたい。